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JPY
Abstract
人工心肺を用いない心拍動下冠動脈バイパス術(off-pump CABG:OPCAB)の麻酔管理については,いろいろな報告が出ている.本稿では,「OPCAB の麻酔管理が難しい!!」と思っているあなたを対象とする. 心臓外科手術の麻痺はまず最初に,心臓の解剖,生理,病態生理を把握しなければならない.また手術手技による血行動態の変化も著しく,手術手技の理解も必要である.これらのことを理解できていれば自ずと管理は決定されてくる.最近のOPCAB における手術手技やデバイスの進歩は著しく,術中の麻酔管理は楽になったといわれている.しかし,多くの合併症を有する患者の増加や高齢化により,病態が複雑な麻酔管理が増えている.このような患者の麻酔管理は虚血性心疾患だけを持つ患者のように教科書的な1 対1 の知識では対応できない.本稿では基本的な解剖や生理,手術手技を踏まえて,OPCAB の麻酔管理について述べることとする.
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