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特集2 David手術:自己弁温存大動脈基部置換術
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JPY
Abstract
近年,若年例の大動脈基部病変を中心に,従来の弁付き人工血管を用いたBentall 手術に代わって,自己弁温存大動脈基部再建が試みられている.以前は弁の変形のないことが絶対条件とされてきたが,最近では多少の弁の変形を伴っていても弁形成の手技を用いることで安定した早期成績が得られるようになっている.ただ,術式も大きくDavid のre-implantation 法とYacoub のremodeling 法に分類され,前者はさらにDavid-I 法からV 法,その変法と細かく分けられる.同時に,対象がMarfan 症候群などの遺伝性結合織疾患であることが多く,術後大動脈弁閉鎖不全の遺残ないしは再発を含め遠隔成績はいまだ不明である.本項では,著者自身が種々の変遷を経て,最も安定した成績が得られ,「標準化」に適していると考えるValsalva graftR を用いたValsalva-David 法を紹介する.
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