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JPY
Abstract
糖尿病は,今や生活習慣病の代表的なものになっています.一般的に,成人では職場における健康診断や医療施設において血糖値やHbA1c などの血液検査をする機会が多くなっています.しかし,数値が悪く医師や保健師などからの指導や指摘があったとしても,自覚症状がないため放置していたりすることも多く,糖尿病増加のおもな原因となっています.また,食生活の欧米化による肥満,移動手段が発達したことによる運動不足など,生活スタイルの変化も糖尿病増加の原因に大きくかかわっています.糖尿病に関する多くの研究や発表された論文などで,糖尿病は遺伝による体質のほか,生活習慣,ストレスも深くかかわっていることが指摘されています1 〜 4).糖尿病患者は,食事療法や運動療法に対してある程度関心はありますが,自ら治療を中断してしまう者も少なくありません.筆者らが,内科外来などで保健指導をしていても,糖尿病患者の身体面や精神面でのコントロールの難しさを感じることも多々ありました.そこで今回,熊井ら5)が作成した「多面的生活ストレス調査表」を使用し,対象者のストレス状況や性格因子などの問題点を明らかにし,2 型糖尿病患者の心身両面での改善方法を検討しました.
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/content/article/1883-0501/1040/423