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Abstract
2 型糖尿病患者では動脈硬化性疾患が多発し,生命予後が不良であることから,近年では予後改善に向けた治療のあり方が問われるようになった。とくに,2 型糖尿病に重積する危険因子を包括的に管理することが重要であり,血圧や脂質などに早期から強力に介入する必要性が複数の臨床試験によって示唆されている。一方,血糖管理についてはどうであろうか。強力な血糖管理が細小血管障害を予防することは明らかであるが,生命予後に対しては否定的な試験結果が発表され,さまざまな物議を醸している。つまり,強力な血糖管理が全死亡を増加させるという皮肉な結果を生み出したのである。 理論的には,適確な血糖管理を実施すれば,イベント抑制に寄与するはずである。それとは完全に矛盾する臨床試験結果に対し,われわれはどのように解釈し,どのように日常臨床に結びつけるべきなのだろうか。
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/content/article/2186-7879/1010/18