整形外科
Volume 52, Issue 3, 2001
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論説
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経験と考察
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臨床室
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Arnold-Chiari奇形Ⅰ型に伴う脊髄空洞症の2例
52巻3号(2001);View Description Hide DescriptionArnold-Chiari奇形Ⅰ型に伴う脊髄空洞症の成因として従来Gardnerのhydrodynamic theoryWilliamsのvenous pressure theory Ball &Dayanのtransperivacular theory Aboulkerのtransmedullary theoryが考えられているその治療は主として大後頭孔減圧術または空洞-くも膜下腔シャント術が行われているが治療に難渋することも多いわれわれは治療に難渋した脊髄空洞症の2例を経験したので報告する方法:MRIはT 2強調横断像はグラディエントエコー法(FLASH 法) T 1強調横断像T 1 T 2強調矢状断像およびMRI flowgraphy(髄液流像)はスピンエコー法により撮像したMRI flowgraphyでは流れがある箇所は高信号を呈し流れがない箇所は低信号を呈する -
胸椎部脊髄軟膜下脂肪腫と腰椎椎間板ヘルニアを併発した1例
52巻3号(2001);View Description Hide Description脊髄脂肪腫は全脊髄腫瘍の約1%とまれな腫瘍であるまた脊髄腫瘍と椎間板ヘルニアが併発しともに臨床症状を呈した症例の報告は少ない今回胸椎部脊髄軟膜下脂肪腫と腰椎椎間板ヘルニアを併発しいずれも臨床症状を呈した症例を経験したので報告する -
硬膜管背側に脱出した腰椎椎間板ヘルニアの1例
52巻3号(2001);View Description Hide Description硬膜管背側に脱出したL 1/L 2椎間板ヘルニアの1例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する -
超音波照射を行った大腿骨骨切り術後の遷延治癒の1例
52巻3号(2001);View Description Hide Description近年骨折後の遷延治癒や偽関節症例に対して骨折治癒を促進させる目的で低出力超音波照射療法の有用性が報告されている今回当科においても大腿骨骨切り術後の遷延治癒に低出力超音波照射を用いて良好な骨癒合を得た症例を経験したので報告する -
高齢者の大腿骨顆部顆上粉砕骨折に対し一期的に蝶番型人工膝関節で治療した1例
52巻3号(2001);View Description Hide Description高齢者の大腿骨顆部顆上骨折では骨が脆弱で骨片が粉砕や圧潰を伴いやすく手術的に十分な整復固定を行うことが困難で治療成績の低下につながる症例も少なくないわれわれは高度の粉砕を伴った高齢者の大腿骨顆部顆上骨折の1例に対し一期的に蝶番型人工膝関節で置換して治療を試みたので報告する -
弾発症状を呈した外傷後膝関節内腫瘤の1例
52巻3号(2001);View Description Hide Description膝関節内に発生する腫瘤としては骨軟骨腫や色素性絨毛結節性滑膜炎(以下PVS)などがよく知られているしかし肉芽腫性腫瘤はまれでありその報告も散見されるのみである今回外傷後に発生し弾発現象を呈した膝関節内の肉芽腫瘤を経験したので報告する
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短報フォーラム
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変形性関節症に伴う環指中手指節関節ロッキングの1例
52巻3号(2001);View Description Hide Description非常にまれな環指に発生した中手指節(以下MP)関節ロッキングを経験したので考察を加えて報告する -
低出力超音波治療が著効を示したbone transport後の偽関節の1例
52巻3号(2001);View Description Hide Description近年骨折治癒を促進するため種々の方法が試みられているその一方法として超音波骨折治療器であるSAFHS(The Sonic Accelerated FractureHealing System Exogen社Piscataway)は骨折箇所に低出力の超音波パルスを当てることにより骨折修復過程を促進すると報告されている当院でもbone transport 後ドッキング部の偽関節を生じた1例に対しSAFHS を使用し良好な結果を得たので若干の文献的考察を加え報告する
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カラー フォーラム
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脛骨近位部骨肉腫に対する腓腹筋弁を用いた膝伸展機構の再建
52巻3号(2001);View Description Hide Description悪性骨腫瘍に対する患肢温存術が報告されるようになった当初は脛骨近位部は不十分な軟部組織の被覆に起因する合併症の多さや膝蓋腱再建の問題からその適応に関して慎重な意見も少なくなかった1989年Malawerらはこれらの問題点を解決する方法として内側腓腹筋弁の有用性を報告した現在では本法は患肢温存術の代表的な教科書にも記載され脛骨近位部の患肢温存術における再建手技として定着している本稿ではその手技の詳細と治療成績について述べる
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