整形外科
Volume 56, Issue 2, 2005
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論説
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経験と考察
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臨床室
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心筋梗塞治療中に生じた胸髄硬膜外血腫の1例
56巻2号(2005);View Description Hide Description脊髄硬膜外血腫は近年MRI の普及により報告が散見されているが抗凝固療法中に生じた例は少ない今回われわれは心筋梗塞治療中に生じた硬膜外血腫による対麻痺に対して血腫除去術を施行し麻痺の改善が得られたまれな症例を経験したので報告する -
神経根奇形により片側2根障害を呈した腰椎椎間板ヘルニアに対し内視鏡で髄核摘出を行った1例
56巻2号(2005);View Description Hide Description神経根奇形に対する手術では椎弓切除術あるいは部分椎弓切除術の報告はあるが内視鏡下での報告はない今回われわれはmicro endoscopic disectomy(MED)法を行い低侵襲で奇形神経根の観察と除圧を行ったので若干の考察を含め報告する -
鎖骨切除を行った骨・軟部腫瘍例の肩関節機能の検討
56巻2号(2005);View Description Hide Description今回われわれは腫瘍とともに鎖骨切除を行った骨・軟部腫瘍の3例を経験し鎖骨切除の肩関節機能に及ぼす影響について検討した -
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橈・尺骨矯正骨切りと三角線維軟骨の修復を行った陳旧性Galeazzi骨折の1例
56巻2号(2005);View Description Hide Description変形治癒したGaleazzi骨折に対しとくに若年者では可能な限り解剖学的修復をめざし治療すべきである治療上橈骨の遺残変形とそれに伴う尺骨頭の脱臼や不適合そして遠位橈尺関節(DRUJ)整復後の不安定性の処理が問題となる今回受傷後17ヵ月を経過した陳旧例に対し橈・尺骨矯正骨切り術を行ったのち三角線維軟骨(TFC)を尺骨小窩へ縫着して良好な結果を得た経験を報告する -
第2,3手根中手関節脱臼骨折の1例
56巻2号(2005);View Description Hide Description第2,3手根中手(CM)関節脱臼骨折はその解剖学的特徴から非常にまれであるわれわれは本骨折に第4 5CM 関節内骨折と第2中手骨頭骨折を伴った1例を経験し創外固定延長器を用いて一期的に短縮転位を矯正し良好な結果を得たので報告する -
大腿骨頚部骨折の病像を呈した特発性大腿骨頭壊死症の3例
56巻2号(2005);View Description Hide Description特発性大腿骨頭壊死症は青壮年期に好発し病巣が大きいと圧潰が進行し関節破壊を生じる原因不明の疾患であるまた圧潰が進行すると臼蓋側にも変形を生じ二次性変形性股関節症となることが多いしかしまれに大腿骨頚部骨折を生じることがある またX 線像上で大腿骨頭壊死に特異的な所見がなく頚部骨折を生じた場合通常の骨折と違い治療方法術式の選択に注意が必要であり的確な診断が重要となる今回われわれは大腿骨頭壊死症において大腿骨頚部骨折を生じた3例を経験したので報告する -
遠位部スクリュー折損をきたしたHuckstepステムの1例
56巻2号(2005);View Description Hide DescriptionHuckstep hip systemは髄内釘から発展させたもので近位部に全周性の粗面を有するストレートのロングステムであり近位部と遠位部にスクリューによる横止め固定を行い沈み込みと回旋を防止し良好な初期固定を目的としているさらに長期的には近位の粗面部にbone ingrowthが得られ良好な近位固定性を維持しまた骨質の回復も期待できる当院でも1992年より大腿骨近位骨欠損症例やステム周囲の弛みを伴った人工骨頭置換術(BHA)人工股関節全置換術(THA)症例さらにBHA THA 術後大腿骨骨折症例などに使用し良好な成績をおさめこれを報告してきたしかし長期透析患者においてHuckstepステムの沈下をきたしスクリューの折損を生じた症例を経験したので考察を加え報告する -
Hanssonピンを用いた大腿骨頚部内側骨折術後早期に大腿骨転子下骨折を生じた1例
56巻2号(2005);View Description Hide Description大腿骨頚部骨折に対する骨接合術後合併症の1つに大腿骨転子下骨折が以前より知られている今回われわれはHanssonピンを用いた大腿骨頚部内側骨折術後早期に大腿骨転子下骨折を生じた1例を経験したので報告する -
蜂窩織炎との鑑別を要した脛骨遠位部脆弱性骨折の1例
56巻2号(2005);View Description Hide Description脆弱性骨折は弾性抵抗の減弱した骨に日常生活レベルの負荷がかかっただけで生じる骨折で外傷などの誘因なく生じることが多く診断に難渋することも少なくない今回われわれは高齢者に生じ蜂窩織炎などとの鑑別を要した比較的まれな脛骨遠位部の脆弱性骨折を経験したので文献的考察を加えて報告する -
踵立方・楔舟関節脱臼骨折の1例
56巻2号(2005);View Description Hide DescriptionChopart 関節は踵立方関節と距舟関節により構成されており強靱な靱帯とその骨性構造から非常に安定しているまた楔舟関節も同様に強靱な靱帯で安定しておりその脱臼はまれである今回われわれは非常にまれな踵立方関節および楔舟関節の脱臼骨折の1例を経験したので文献的考察を加え報告する
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短報フォーラム
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カラーフォーラム
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大腿部に発生したcellular angiofibromaの1例
56巻2号(2005);View Description Hide DescriptionAngiofibromaには鼻咽頭や女性の外陰部に発生するものがあるが四肢・体幹の軟部に発生するものはきわめてまれである 今回大腿部に発生したcellular angiofibromaと考えられた1例を経験したので報告する
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