整形外科
Volume 58, Issue 3, 2007
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論説
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経験と考察
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臨床室
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大腿骨脱臼骨折にAustin-Moore人工骨頭置換術を施行し術後31年経過した1例
58巻3号(2007);View Description Hide Description人工骨頭は通常高齢者に用いられる本例は若年時(16歳)に交通事故による右大腿骨脱臼骨折を受傷し受傷半年後にやむなくAustin-Moore人工骨頭置換術を行った現在術後31年であるが強い跛行はみられるものの正坐する職業(雅楽演奏者)についている1例について報告する -
大腿骨遠位悪性骨腫瘍に対する腫瘍用人工膝関節置換術後に伸展障害を生じた1例
58巻3号(2007);View Description Hide Description腫瘍用人工膝関節は広範な筋肉切除や人工関節への過度な負担などの理由によりしばしば術後早期に人工関節障害をきたすことがある軟部組織の不均衡による膝蓋大腿関節障害に伴う屈曲障害や制御性人工関節のストレスからヒンジやステムの破損がしばしば報告されている しかし伸展障害発生の報告はない今回KLS(Kyocera Limb Salvage)System(京セラ社京都)腫瘍用人工膝関節置換術後4ヵ月で伸展障害をきたした症例を経験したので原因の考察とともに報告する -
膝関節部に発生した傍関節粘液腫の1例
58巻3号(2007);View Description Hide Description膝関節部に発生した傍関節粘液腫(juxta-articularmyxoma)の1例を経験したので報告する -
両膝蓋骨粉砕骨折の1例
58巻3号(2007);View Description Hide Description両膝蓋骨粉砕骨折はまれな外傷でありその報告は非常に少ない今回われわれは両膝蓋骨粉砕骨折の1例を経験したので報告する -
疲労骨折との鑑別に難渋した第3中足骨類骨骨腫と思われた1例
58巻3号(2007);View Description Hide Description中足骨の類骨骨腫はきわめてまれでありX 線所見は骨皮質の肥厚や硬化像が疲労骨折と類似しているため疲労骨折好発部位に本腫瘍が発生した場合は誤診され治療が遷延することがある今回われわれは第3中足骨に発生し疲労骨折との鑑別に難渋した類骨骨腫と思われた1例を経験したので報告する
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短報フォーラム
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メトトレキサート骨症の1例―小児骨肉腫化学療法に起因する脆弱性骨折
58巻3号(2007);View Description Hide Description近年化学療法に起因する骨粗鬆症が注目されている 骨に有害な抗癌薬の代表にメトトレキサート(MTX)がありMTX 骨症(MTX osteopathy)と称される特徴的なX 線像を示す MTX大量療法後に脆弱性骨折を生じた小児骨肉腫の1例を報告する
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卒後研修講座
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最新原著レビュー:腰椎椎間板ヘルニア手術後の腰痛―前向き研究
58巻3号(2007);View Description Hide Description背景:腰椎椎間板ヘルニアはしばしば坐骨神経痛を引き起す手術は坐骨神経痛の軽減をもたらすが手術がどのように腰痛の軽減に影響を及ぼすのかは不明確であるこの前向き研究の目的は腰椎椎間板ヘルニアに関する腰痛の治療における椎間板切除術の有効性を評価することである方法:1998~2001年のあいだ片側性単椎間腰椎椎間板ヘルニアの連続した40例の患者が手術的治療を受けた最初の20例(第1群)は標準的な椎間板切除術を受け次の20例(第2群)はマイクロエンドスコープを用いた椎間板切除術を受けた椎間板腔の掻爬は行われなかった40例全例が前向きに追跡され質問表を用いて臨床転帰が評価された平均追跡期間は40ヵ月であった結果:40例全例が結果に満足した全例において下肢痛は急速に(1ヵ月以内に)軽減し最終フォローアップ時にも継続的に軽減していた下肢痛において2群間に有意差はなかった(e=0.39) 最終フォローアップ時に平均腰痛スコアの有意な低下が認められた(a=0.0007)結論:坐骨神経痛の軽減を目的とした椎間板ヘルニアの切除は坐骨神経痛と腰痛の急速な軽減をもたらしたこの小規模研究の所見は腰椎椎間板ヘルニアが腰痛の原因でありうることを示唆している
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