Volume 64,
Issue 13,
2013
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論説
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整形外科 64巻13号, 1347-1350 (2013);
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経験と考察
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整形外科 64巻13号, 1351-1355 (2013);
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整形外科 64巻13号, 1357-1360 (2013);
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整形外科 64巻13号, 1361-1363 (2013);
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臨床室
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整形外科 64巻13号, 1365-1367 (2013);
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腰椎椎間板ヘルニアに対する手術として経皮的内視鏡下髄核摘出術(PED1が普及しつつある.手術創が約7mm ほどの小皮切でカニューレを通して内視鏡を挿入し,同じ孔からドリルやパンチを挿入して鏡視下に髄核を摘出する方法である.利点として皮膚切開が小さいことや局所麻酔で施行可能なことなどがあるが,ほぼ側方からカニューレを挿入して髄核を摘出するため,ほとんど神経根や硬膜を圧排せずに除圧できる点があげられる.この点において,PED が従来より行われている内視鏡下椎間板切除術(MED 法)やLove 法よりも特に有効であったと思われた,馬尾症状を有する腰椎椎間板ヘルニアの3 例を供覧する.
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整形外科 64巻13号, 1368-1371 (2013);
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近年では,難治性上腕骨外側上顆炎に対し鏡視下手術が普及しているが,鏡視下手術で疼痛が残存する症例,再発例も散見される.われわれは,上腕骨外側上顆の伸筋腱付着部の広範囲に疼痛を認め,尺骨神経が前方移行され鏡視下手術が困難な難治例に対し,縫合糸アンカーを用いてBoyd 法を施行し,良好な治療成績を得た症例を経験したので報告する.
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整形外科 64巻13号, 1372-1374 (2013);
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示指~小指の中手指節(MP)関節ロッキングとは通常,30°~40°屈曲位からのMP 関節の伸展が障害される病態をさす.われわれは,まれな小指MP 関節の垂直位ロッキングの1例を経験したので報告する.
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整形外科 64巻13号, 1375-1378 (2013);
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われわれは,まれと考えられる関節外に進展した股関節滑膜性骨軟骨腫症の1例を経験したので報告する.
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整形外科 64巻13号, 1379-1381 (2013);
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大腿二頭筋は,スポーツによる肉離れの好発部位として知られているが,われわれは,比較的まれな外傷である遠位大二頭筋腱皮下断裂の1例を経験したので報告する.
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整形外科 64巻13号, 1383-1386 (2013);
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スポーツ障害による前十字靱帯(ACL)損傷に膝蓋腱断裂が合併することはまれである.われわれは,ACL 損傷とOsgood-Schlatter 病(OSD)遺残骨片に生じた膝蓋腱断裂が同時に発症した1例を経験したので報告する.
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整形外科 64巻13号, 1387-1389 (2013);
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整形外科 64巻13号, 1390-1393 (2013);
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インフルエンザは毎年季節性に流行し,呼吸器症状とともに関節痛や筋肉痛を示すことが特徴とされる.なかでもインフルエンザウイルス感染による筋障害は,Middleton ら1>が下肢痛や歩行障害をきたすインフルエンザ筋炎を,Simon ら2>が腎障害をもたらす横紋筋融解症を報告して以来,インフルエンザのまれな合併症として知られてきた.インフルエンザ筋炎はB 型インフルエンザに多く(74%),初感染で2:1の割合で男児に多く,インフルエンザ感染後平均3(0〜18)日で発症し,左右対称性に腓腹筋痛が多いと報告されている3>.一方,インフルエンザウイルス感染による横紋筋融解症はA 型インフルエンザで多く(86%),このうち80%が急性腎障害を,20%がコンパートメント症候群を発症している3>.インフルエンザウイルス感染によるインフルエンザ筋炎,横紋筋融解症ともに学童期の小児に発症が多いが,近年は高齢者のインフルエンザウイルス感染による横紋筋融解症の報告も散見される.われわれは,B 型インフルエンザウイルス感染による横紋筋融解症を発症し,下コンパートメント症候群をきたして筋膜切開術にいたり,その2 年後にA 型インフルエンザウイルス感染による筋炎を罹患した男児の症例を経験したので報告する.
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整形外科 64巻13号, 1394-1396 (2013);
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第4腓骨筋は腓骨筋の解剖学的破格の一つであるが,時に疼痛や引っかかり感などの症状を伴うことがある1〜3,.第4 腓骨筋に関する論文は海外では散見されるが,本邦では渉猟しえた限り1例報告されているのみである4,.われわれは,第4 腓骨筋を伴った短腓骨筋腱(PB)縦断裂の1 例を経験したので報告する.
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整形外科 64巻13号, 1397-1400 (2013);
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腫瘍性骨軟化症(tumor-induced osteomalacia:TIO)は腫瘍随伴症候群の一つで,全身の痛みや骨折のため日常生活に支障をきたし,血液検査上,血清リン(IP)の低値を特徴とするまれな疾患である.TIO の責任腫瘍から産生される線維芽細胞増殖因子-23(fibroblastgrowth factor-23:FGF-23)がその誘発因子の一つと同定され1,2),FGF-23 測定方法は確立しているが,責任腫瘍そのものの発見がむずかしく治療に難渋することもある2,3).症状と採血,ポジトロン断層撮影法(PET)-CT などの各種検査でTIO を疑われ,FGF-23 の全身静脈血サンプリングにより左上腕骨骨幹部骨腫瘍が責任病巣と診断し,液体窒素処理自家骨移植による再建を行った症例を経験したので報告する.
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整形外科 64巻13号, 1401-1403 (2013);
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大動脈炎症候群は若年女性に多く発症する自己免疫性の血管炎である.大動脈およびその分枝に狭窄・閉塞が生ずる大型血管炎であり,症例によって症状が多様であるため長く診断されずに経過することもまれではない.初発症状が下肢症状の場合は整形外科を初診することが考えられるが,本疾患に対する認識不足が確定診断の遅延を招く可能性もある.われわれは間欠跛行を呈した14 歳の女性の大動脈炎症候群の1 例を経験した.間欠跛行をきたす疾患としては腰部脊柱管狭窄症と慢性動脈閉塞症が代表的であり,一般的には高齢者に認められる症状と認識されているが,若年者でも間欠跛行を呈しうる.若年者に発症する間欠跛行の鑑別疾患をまとめ,診察過程における足関節上腕血圧比(ABI)測定の有用性を再確認した.
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カラーフォーラム
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整形外科 64巻13号, 1404-1405 (2013);
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腰部脊柱管狭窄症(LSCS)などの疾患に対して,顕微鏡視下片側進入両側除圧術は現在広く行われているが,術者側・反対側を問わず,術中での対象椎弓裏面の視認は困難なことが多い.症例によっては,椎弓と硬膜管との間を剝離子で探りブラインド操作で除圧せざるをえない場合もある.この操作中,医原性硬膜損傷などのリスクは高まり1i,同時に大きな精神的緊張を術者は強いられる.このリスクと精神的緊張の低減を図りつつ,両側,特に術者側の椎弓裏面を観察可能にする目的を主眼として,今回鏡面付き粘膜剝離子(以下,鏡面剝離子)を考案した.その有用性と安全性について報告する.
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今日の問題点
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整形外科 64巻13号, 1407-1411 (2013);
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連載
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整形外科 64巻13号, 1412-1415 (2013);
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整形外科 64巻13号, 1417-1418 (2013);
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整形外科 64巻13号, 1419-1423 (2013);
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整形外科 64巻13号, 1424-1429 (2013);
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整形外科 64巻13号, 1430-1435 (2013);
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目的:腰椎後方終板障害は,腰椎の二次性骨化核が存在する12∼15 歳に好発する.症状,画像所見ともに椎間板ヘルニアに類似しているが異なった病態である.持続する強い腰痛や神経症状を呈し手術にいたる症例も少なくない.しかし手術的治療,保存的治療ともに長期予後は不明である.本研究の目的はこれらの長期予後を明らかにすることである.対象および方法:思春期に本障害を発症し,9 年以上経過した24 例を調査した.初診時平均年齢は14.5 歳で,平均経過期間は13.8 年であった.手術例8 例,保存例16 例であった.調査時の平均年齢は28.4(22∼32)歳であった.全例にRoland-MorrisDisability Questionnaire(RDQ)を用い腰痛について調査した.また,初診時と調査時の画像評価を行った.結 果:RDQ は平均 1.5/24 であった.RDQ は手術例,保存例に有意差を認めなかった.結論:RDQ は比較的良好であったが,手術例,保存例とも椎間板変性,椎体変性は残存もしくは進行しており,さらなる長期間の経過観察が必要と考えられた.
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整形外科 64巻13号, 1436-1439 (2013);
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目的:オリジナルのChiari 骨盤骨切り術は腸骨外側から水平かつ直線的に骨切りを行って内方化を行うのに対し,ドーム状Chiari 骨盤骨切り術(DPO)では骨切りをドーム状に切り上げて行うことで,腸骨骨切り面での広い接触面積と大腿骨頭に対する前後での適合性が得られ,良好な長期成績が期待できる.本研究の目的は,DPO の長期成績を明らかにすることである.方法:股関節形成不全と診断した50 例59 関節を対象とした.術前のX 線学的病期は前関節症18 関節,初期25 関節,進行期16 関節で,術後追跡期間は平均27.5(25∼32)年であった.人工股関節全置換術(THA)施行をエンドポイントとした累積生存率,長期臨床成績およびX 線学的成績を調査した.結果:累積生存率は63.6(95% CI 51∼76)%で,術前病期を前関節症と初期の症例に限った場合79.1(95% CI 63∼91)%であった.術後平均18.3 年で21 関節(36%)がTHA を施行されていた.最終調査時,疼痛,歩容,骨頭被覆は改善していた.THA を要する要因として年齢,術前のTrendelenburg 徴候,術前X 線学的病期,術後acetabularhead index(AHI)があげられた.結論:DPO は股関節形成不全には有用な手術法であり,特に術前病期が前関節症または初期の症例で術後25年以上での良好な成績が確認された.
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誌説
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整形外科 64巻13号, 1356-1356 (2013);
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私論
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整形外科 64巻13号, 1364-1364 (2013);
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整形トピックス
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整形外科 64巻13号, 1382-1382 (2013);
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Vocabulary
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整形外科 64巻13号, 1406-1406 (2013);
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学会を聞く
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整形外科 64巻13号, 1440-1441 (2013);
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喫茶ロビー
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整形外科 64巻13号, 1442-1442 (2013);
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書評
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整形外科 64巻13号, 1416-1416 (2013);
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