Volume 65,
Issue 10,
2014
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論説
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整形外科 65巻10号, 1017-1022 (2014);
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経験と考察
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整形外科 65巻10号, 1023-1027 (2014);
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整形外科 65巻10号, 1028-1033 (2014);
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整形外科 65巻10号, 1035-1038 (2014);
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臨床室
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整形外科 65巻10号, 1039-1042 (2014);
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バルーン椎体形成術(balloon kyphoplasty:BKP)はX 線透視下で特殊な針を経皮的に椎弓根を通し椎体内に刺入し,バルーンを膨らませて骨セメントを病変部位に注入する方法である1,2§.本邦では2011 年1 月より椎体圧迫骨折に対して,2012 年より転移性脊椎腫瘍に伴う圧迫骨折に対して保険適用となった.われわれは,転移性脊椎腫瘍に伴う病的圧迫骨折に対してBKP を用いて治療した2 例を経験したので,その有効性について報告する.
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整形外科 65巻10号, 1043-1047 (2014);
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胸腰椎移行部には胸椎と腰椎の構造的な移行があり,同部位の病変による脊髄症の原因としては,黄色靱帯骨化症,椎体圧迫骨折後遷延癒合,椎間板ヘルニアなどが報告されている.また,脊髄円錐や円錐上部における脊髄症では,非特異的な神経学的所見を呈することが多いため,診断に苦慮することがある.われわれは,Th10〜Th12 椎体高位の脊椎椎間関節の変性によると考えられる脊髄圧迫病変を認め,手術を施行した症例を経験したので報告する.
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整形外科 65巻10号, 1049-1052 (2014);
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腰椎分離症は思春期のスポーツ選手に発生する疲労骨折と考えられており,保存的治療により骨癒合が得られる.しかし,適切な治療を行ったにもかかわらず偽関節となったり,診断や治療がなされず放置されることにより偽関節となる症例が少なくない.腰椎分離症の成人有病率は約5%ともいわれており,腰痛の原因の一つとなっている.疼痛が残存する症例や下肢神経症状を有する症例に関しては手術的治療を要することがある.椎間板の変性が軽度ですべりを生じていない症例に対しては,椎体間の可動性を残存させる分離部修復術が有用である.しかし,分離部修復術後の合併症として椎間関節囊腫はこれまで報告されていない.われわれは,分離部修復術後1 年半で上位椎間関節に生じた椎間関節囊腫の1例を経験したので報告する.
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整形外科 65巻10号, 1053-1056 (2014);
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化膿性仙腸関節炎と診断・加療されたが,改善が思わしくなく診断・治療に難渋した症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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整形外科 65巻10号, 1057-1060 (2014);
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足関節部における腱脱臼のうち腓骨筋腱脱臼はよく知られているが,後骨筋腱脱臼は比較的まれな外傷である.急性期には腫脹が強いことや,比較的まれな外傷であることから診断が遅れ,見逃されることも多い1).われわれは軽微な外傷を契機に発症した後骨筋腱脱臼の1例を経験したので報告する.
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問題点の検討
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整形外科 65巻10号, 1061-1064 (2014);
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カラーフォーラム
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整形外科 65巻10号, 1066-1067 (2014);
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人工股関節全置換術(THA)後反復性脱臼の治療法に,constrained liner の使用がある.constrained linerを用いた再置換術後12 年で,インプラントが破損して脱臼した1 例を経験したので報告する.
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連載
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整形外科 65巻10号, 1069-1073 (2014);
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整形外科 65巻10号, 1075-1076 (2014);
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整形外科 65巻10号, 1077-1083 (2014);
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整形外科 65巻10号, 1084-1090 (2014);
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整形外科 65巻10号, 1091-1094 (2014);
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整形外科 65巻10号, 1097-1101 (2014);
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目的:Growing rod 法(GR 法)は早期発症側弯症(early onset scoliosis:EOS)に対する手術法として用いられてきたが,治療中の高い合併症発生率が問題とされてきた.本研究の目的はGR 法の術後合併症発生の危険因子を検討することである.方法:88 例のEOS を対象とした.手術時平均年齢は6.5±2.2 歳,平均経過観察期間は3.9±2.6 年であった.術後合併症の危険因子の検討には多変量解析を用いた.検討した候補因子は性別,疾患背景,初回手術時年齢,ロッド延長術の回数,アンカーに使用した脊椎インプラントの種類,頭尾側アンカーの位置,Cobb 角,後弯角とした.さらにKaplan-Meier法を用いて延長回数に対する術後合併症の累積生存率も検討した.結果:538件の手術で119 件の合併症[50 例(57%)]が発生した.合併症の内訳は,インプラント関係の合併症が86 件(72%)で最多であった.インプラント関連の合併症の中で,アンカーの脱転(71%)がもっとも頻度が高く,その95%が頭側アンカーの脱転であった.Kaplan-Meier 法による術後合併症の累積生存率の検討の結果,ロッドの延長回数の増加に伴い,術後合併症発生率が直線的に増加することがわかった.多変量解析の結果,6 回以上のロッド延長術,近位胸椎Cobb 角の増加,胸椎後弯の増加が有意な術後合併症発生因子であった.結論:多変量解析の結果,EOS に対するGR 法の術後合併症発生に関する危険因子は,近位胸椎Cobb 角の増加,胸椎後弯の増加,ロッド延長の回数であった.
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整形外科 65巻10号, 1103-1108 (2014);
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目的:関節リウマチ(RA)に合併した歯突起後方腫瘤を分類し,その治療法について検討すること.対象および方法:対象はRA に合併した歯突起後方腫瘤の11 例(平均65.3±9.4 歳)で,術式は環軸関節亜脱臼に対して除圧を行わない環軸椎後方固定術を,垂直性亜脱臼に対してはC1 後弓切除および後骨・頚椎固定術を行った.MRI による歯突起後方腫瘤の輝度と経時的な大きさの変化および神経障害の改善度について検討した.結果:歯突起後方腫瘤はMRI の輝度から三つのタイプに分類(pannus type:MRIT2 強調画像で高輝度,T1 強調画像で低輝度を呈するもの,pseudotumor type:T2 およびT1 強調画像で低輝度を呈するもの,mixed type:T2 強調画像で低輝度と高輝度が混在するもの)に分類可能であった.Pannnus type とmixed type では固定術後1ヵ月以内に腫瘤は消失し,pseudotumor type においては,固定術後腫瘤が消退もしくは消失までに数ヵ月を要した.全例において神経学的改善が得られた.結論:RA に合併した歯突起後方腫瘤はMRI における輝度から,pannnus type,pseudotumor type,mixed type に分類可能であった.Pannnus typeとmixed type は除圧を行わない環軸椎後方固定術で,垂直性亜脱臼に合併したpseudotumor type はC1後弓切除および後頭骨・頚椎固定術で対応可能である.
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整形外科 65巻10号, 1109-1112 (2014);
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目的:大きなHill-Sachs 損傷は肩関節不安定症における術後再脱臼の危険因子と考えられてきた.しかし,関節窩とかみ込みを起こすHill-Sachs 損傷の頻度は過去にほとんど報告されていない.本研究の目的はglenoid track の概念を用いて,かみ込みを起こすHill-Sachs損傷の頻度を明らかにすることである.対象および方法:100 例の片側性肩関節前方不安定症のCT を評価した.腱板付着部内縁に垂直な平面を再構成し,この平面でHill-Sachs 損傷の内縁から腱板付着部内縁までの最大距離を計測した.Glenoid track に対するHill-Sachs 損傷の位置を評価し,Hill-Sachs 損傷がglenoid track よりも内側に位置する場合を“engaging Hill-Sachs lesion”(かみ込みを起こすHill-Sachs 損傷)と定義した.結果:かみ込みを起こすHill-Sachs 損傷は100 例中7 例(7%)にみられた.かみ込みを起こすHill-Sachs 損傷には2 種類あり,一つは大きくて幅が広く,もう一つは幅は狭いものの内側に位置していた.全例で大きな関節窩骨欠損を伴っていた.
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誌説
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整形外科 65巻10号, 1034-1034 (2014);
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私論
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整形外科 65巻10号, 1048-1048 (2014);
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整形トピックス
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整形外科 65巻10号, 1068-1068 (2014);
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Vocabulary
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整形外科 65巻10号, 1074-1074 (2014);
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喫茶ロビー
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整形外科 65巻10号, 1096-1096 (2014);
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書評
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整形外科 65巻10号, 1065-1065 (2014);
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整形外科 65巻10号, 1102-1102 (2014);
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整形外科 65巻10号, 1113-1113 (2014);
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