Volume 211,
Issue 8,
2004
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あゆみ 食の安全と疾病
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医学のあゆみ 211巻8号, 787-787 (2004);
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医学のあゆみ 211巻8号, 789-792 (2004);
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わが国で牛海綿状脳症(BSE)が発見されて以来,BSEならびにそのヒトへの感染型とされる変異型Creutzfeldt—Jakob病(変異型CJD)に対する関心が高まっている.1986年,イギリスに端を発したBSEはその後おもにヨーロッパ大陸に感染が拡大し,現在ではわが国を含め世界24カ国において総計約19万頭にのぼるBSE感染牛が確認されているが,ウシからウシへの感染対策の結果,その発生頭数は減少傾向にある.変異型CJDと,年間百万人当り1人という有病率を有する自然発症型の孤発性CJDとを比較すると,さま
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医学のあゆみ 211巻8号, 793-796 (2004);
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これまで,鳥にしか感染しないと考えられてきた鳥インフルエンザウイルスが,1997年以降,ヒトに感染する事例があいついで報告されている.とくに,2003年暮れから翌年にかけて発生した高病原性H5N1ウイルスは,わが国を含めたアジア8カ国にまで蔓延し,ベトナムとタイでヒトへの感染が合計43名(内31名が死亡)に上った.いずれも病鳥との接触により感染したものと考えられている.しかし,鳥と直接接触する機会のあまりない一般の人びとが抱く不安は,日々消費している鳥肉,鶏卵を介して感染する可能性の有無である.専門家,内
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医学のあゆみ 211巻8号, 797-799 (2004);
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腸管出血性大腸菌感染症の患者報告数は“感染症法”に基づいて報告される数と“食品衛生法”に基づいて報告される数との間に差があるので,統計報告をみるときには注意を要する.患者数は毎年3,000〜4,000人報告されているが,いぜんとして原因食品・食材が特定できないものが多いので,患者発生の多い夏季には,罹患率の高い小児などにおいては食中毒の予防3原則の遵守が重要である.
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医学のあゆみ 211巻8号, 801-803 (2004);
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わが国における高齢化と国民の健康志向の高まりにより,食品の機能として栄養・味覚に加えて,生体の防御,疾患の予防・治癒,老化防止などの機能があらたに注目され,さまざまな研究が行われ,その結果,新しい機能性を有する食品について“機能性食品”という用語が用いられてきた.機能性食品といわれているものにはさまざまある.特定保健用食品,栄養機能食品,一般食品(健康食品含む).これらの機能性食品のなかには,安全性,有効性について明確ではないにもかかわらず,その広告,宣伝などで,あたかも医薬品のように,疾病の治療・予防に
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医学のあゆみ 211巻8号, 805-808 (2004);
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遺伝子組換え食品(genetically modified food)とは,遺伝子組換え技術を応用し作製された食品である.わが国では60弱の品種(系統)の遺伝子組換え種子植物が,食品としての安全性審査の手続きを経て認可されている.食糧の増産などを目的として遺伝子組換え作物の開発が各国で進められているが,わが国で流通している遺伝子組換え食品はすべて,海外において収穫された原料に由来するものである.遺伝子組換え食品の安全性に関しては消費者の関心も非常に高く,通常の食品では行われていない厳しい安全性評価が行われ
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医学のあゆみ 211巻8号, 809-814 (2004);
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癌の1/3は食物に原因がある.事実,ラットやマウスを用いた発癌実験でさまざまな発癌物質が食品中に含まれていることがわかっている.しかし,それが本当にヒトに対して適応できるかどうかはわかっていない.したがって,発癌リスク評価とマネジメントの面からわれわれは発癌物質にきちっと対応することが大事である.強力な発癌性をもつアフラトキシンから非常に弱いサッカリンまでさまざまである.一般に発癌リスク評価において遺伝子に変異をもたらす発癌物質には閾値がないとして対応されている.しかし,科学が発達した現代社会においては閾
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フォーラム
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医学のあゆみ 211巻8号, 816-817 (2004);
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書評
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医学のあゆみ 211巻8号, 819-819 (2004);
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TOPICS
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皮膚科学
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医学のあゆみ 211巻8号, 824-825 (2004);
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腎臓内科学
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医学のあゆみ 211巻8号, 825-826 (2004);
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消化器外科学
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医学のあゆみ 211巻8号, 826-827 (2004);
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連載
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現代寄生虫病事情
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医学のあゆみ 211巻8号, 829-834 (2004);
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注目の領域
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医学のあゆみ 211巻8号, 835-837 (2004);
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速報
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医学のあゆみ 211巻8号, 839-840 (2004);
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