Volume 212,
Issue 3,
2005
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あゆみ 高齢医学の最前線
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医学のあゆみ 212巻3号, 191-191 (2005);
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医学のあゆみ 212巻3号, 193-196 (2005);
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総合的機能評価(comprehensive geriatric assessment:CGA)がわが国に導入されて10年あまりが経過した.介護保険の導入を契機に,CGAの知識は急速に普及し,一部でも実施している医療機関は40%に上る.しかし,個別の機能評価方法に対する知識はけっして高くなく,オリジナルな評価表を基礎的検討を経ずに使用していることも見受けられる.「高齢者の医療と介護の質」のためにも必要なCGAガイドラインが厚労省班会議で策定された.研究にも用いられる「標準版」と外来で5分以内で可能な簡易版「
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医学のあゆみ 212巻3号, 197-200 (2005);
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医学領域におけるトランスレーショナルリサーチ(TR)とは,あくまでも医療の一形態であり,医師・研究者が主導となって患者の正確な診断・予後の改善・予防の向上を目的として新規治療法・検査法を開発することである.さまざまな前臨床試験で得られたシーズをいかに安全かつ科学的に臨床応用できるかがTRの課題である.社会の高齢化に伴い,高齢医学領域においても患者のQOLとADLを向上させるような新規医療技術の開発が急務とされている.臨床試験参加のための同意取得にあたっては複雑多岐にわたる内容を平易な言葉で説明しなければな
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医学のあゆみ 212巻3号, 201-204 (2005);
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老化機構を説明する理論として,遺伝因子説と環境因子説(遺伝外因子説)の二大学説がある.遺伝因子説では老化は生殖の後に進行する必然的な事柄で,遺伝子レベルであらかじめ決定されている過程であるとする説である.環境因子説は生体に対するフリーラジカルなどの障害や,老廃物の蓄積がDNAや蛋白質に発生し,最終的には致命的な障害となるとする説である.この2つの機構がたがいに関連しながら老化は進むと考えられている.ヒトの寿命関連遺伝子を探索する方法にはつぎの5つの方法がある.1.早期老化症候群を解析する方法,2.長寿集団
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医学のあゆみ 212巻3号, 205-208 (2005);
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今日に至る医療技術の進歩は,過去には致死的であった疾患の救命率を飛躍的に改善させてきた(インスリンの発見,抗生剤の発明,人工透析の開発,急性心筋梗塞に対する冠動脈形成術など).しかしその一方で,既存治療が根本治療でない疾患では,重症例が累積する結果となった.すなわち,罹病率の上昇と機能喪失によるQOL(quality of life:生活の質)の低下という高齢社会特有の問題点に直面している.失われた機能を回復しQOLを改善させる根本治療として20世紀には,移植医療が進歩を遂げ,一般的な治療として十分に浸透
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医学のあゆみ 212巻3号, 209-213 (2005);
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遠からず“死”が避けられない状態となり患者の身体的苦痛・精神的苦痛の除去が医療の主眼となるとき,これを“ターミナルケア”とよぶ.“ターミナルケア”の目的は,苦痛・苦悩の緩和により患者のQOLを維持・向上することにある.高齢者の“ターミナルケア”の特徴を考えるということは,高齢者に特徴的な“終末期”に対する適切なケアのあり方を考えるということである.高齢者の“終末期”に対しては特徴的なケアがありうるということではない.
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医学のあゆみ 212巻3号, 215-219 (2005);
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加齢とともに医療費の増大が見込まれており,加えて高齢少子化社会が問題視されている1).しかし,それでは高齢者をどのようにしたいのか,はたして,長寿を祝いたいのか,または困った現象ととらえているのか明らかにはなっていない.老人医療費を再検討し,加えて老人医療と介護をどのようにとらえていけばよいのかについて述べる.
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フォーラム
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医学のあゆみ 212巻3号, 222-223 (2005);
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医学のあゆみ 212巻3号, 225-225 (2005);
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TOPICS
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産科学・婦人科学
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医学のあゆみ 212巻3号, 230-230 (2005);
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内分泌・代謝学
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医学のあゆみ 212巻3号, 231-232 (2005);
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連載 現代寄生虫病事情
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医学のあゆみ 212巻3号, 233-239 (2005);
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