治療学
Volume 43, Issue 8, 2009
Volumes & issues:
-
扉・目次
-
-
-
●序説
-
- 多価不飽和脂肪酸
-
-
特集
-
- ● 多価不飽和脂肪酸
-
-
-
-
- 多価不飽和脂肪酸と疾患
-
-
-
-
-
-
-
-
-
治療のピットフォール
-
-
-
■新しい治療■
-
-
-
[座談会]
-
- 多価不飽和脂肪酸
-
-
症例
-
-
n−3 系多価不飽和脂肪酸による炎症性腸疾患の治療例
43巻8号(2009);View Description Hide Description炎症性腸疾患における n−3 系多価不飽和脂肪酸の治療効果は,筆者らの疫学調査でも示唆されており,また実際にクローン病患者に n−3 系多価不飽和脂肪酸であるα−リノレン酸を投与すると,炎症惹起物質である血漿ロイコトリエン(LT)B4が有意に低下することが判明している。この LTB4の産生を抑制することが腸管の炎症のコントロールにつながることが,筆者らの動物実験で確認されている。一方,(エ)イコサペンタエン酸(EPA)製剤は,同じ n−3 系多価不飽和脂肪酸でありながら,クローン病患者において LTB4の産生を抑制する作用が弱いことも判 明したが,その機序を筆者らの動物実験の結果をもとに解説した。 -
電気生理学的方法による多価不飽和脂肪酸の抗加齢効果の評価
43巻8号(2009);View Description Hide Descriptionn−6 系多価不飽和脂肪酸の抗加齢効果に着目し,P300 測定やアクチグラフなどの電気生理学的方法により研究を進めている。アルツハイマー病予防や進行防止の効果についてはまだ明らかになってはいないが,健康高齢者の認知機能の改善や活動量の増加に効果のあることは確認できた。
-
-
治療の歴史
-
-
-
DI 室Q&A
-
-