オペナーシング
Volume 21, Issue 4, 2006
Volumes & issues:
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特集
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- 手術室へようこそ! 新人ナースのための基礎マスター講座
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1 手術部の業務を理解しよう
21巻4号(2006);View Description Hide Description「手術部ってどんなところ?」—手術部の特性を紹介しつつ,新人ナースの方々に「耳をそばだて」「眼を凝らして」いただ -
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3 洗浄・消毒と滅菌について理解しよう
21巻4号(2006);View Description Hide Description手術部では手術を行う各診療科に対して,安全で質の高い医療を効率よく行える場を提供し,患者様に対して適切なチーム医療が行えるようシステムとして構築しておく必要がある1).診療科により手術には特徴があるが,感染防止としての洗浄,消毒および滅菌は基本的に共通したものである.また,手術部では回収,洗浄,乾燥,準備(検査,組立,包装),滅菌(消毒)および保管までの一連の再生処理業務がシステム化されている.本稿では,洗浄,消毒および滅菌の基礎について説明する(詳細については参考文献を参照していただきたい). -
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7 手術室環境整備の基本
21巻4号(2006);View Description Hide Description手術室は患者さんをSSI( surgical siteinfection :手術部位感染)から守るために,清潔で安全な環境を提供する必要がある.また手術室の性質上,血液や体液などに曝露されやすい環境でもあり,手術室の環境整備の基本を知ることは患者さんや医療従事者を感染の曝露から守るために重要である. -
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連載
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- 器械出しの奥義 消化器外科編〈最終回〉
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静脈ポート留置術
21巻4号(2006);View Description Hide Description消化器外科編の最終回は,静脈ポート留置術とした.この手術は,栄養療法や化学療法のアクセスラインとしての注射サイトを皮下に埋め込む術式である.在宅医療の普及や静脈刺激性の強い抗癌剤の開発により,その需要は急速に増えている.簡単な手技の連続であるが,インプラントつまり異物を埋め込む手術であり,感染に常に配慮する必要がある.つまり,電気メスを多用したり,消毒しただけの皮膚を不用意に触ることは,創傷治癒を遅延させ,感染を惹起し,ポート周囲に液体貯留をきたすので避けるべきである.留置には,血管を直接穿刺する方法と表在血管を静脈切開して留置する方法がある.穿刺法は簡便で,血管を結紮しないのでポート抜去後も血流は維持される.しかし,気胸や動脈穿刺などの合併症はある頻度で発生し,死亡事故に至るケースも報告されている.一方,表在の血管を切開する方法では,その血管は基本的に結紮されるためその血流は永久に遮断されてしまうが,何よりも安全で確実である.通常は穿刺法が,癌末期など全身状態の不良なケースでは静脈切開法が選択されることが多い. - あなたならどうする? 患者・医療者を守る手術室の安全対策
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- 手術室のクリニカルパス
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- 感染エキスパートに聞く! 手術室の感染対策EBM&HOW TO
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- わかって安心! オペ室の器械〈最終回〉
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- クイズで覚える手術室の略語
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- Q&A でわかる 麻酔の基礎と看護のポイント
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- 事例で学ぶ 実践!周術期の体温管理
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レポート
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- OPE ROOM
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鐘紡記念病院
21巻4号(2006);View Description Hide Descriptionアミューズメントやショッピングで有名な神戸ハーバーランドにほど近い御崎町の静かな住宅街にある鐘紡記念病院.「地域になくてはならない病院になる」という理念のもと,総合病院として高度な専門医療を地域住民に提供している.少人数ながら活気あふれる手術室を紹介する.
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エッセイ
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- Message for OR Nurses
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- COLUMN SQUARE
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- ナースに贈る良質選書
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- ココでわたしが働くまで
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