オペナーシング
Volume 21, Issue 9, 2006
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特集
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- パスと電子カルテで変わった! 看護記録の工夫大公開
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1 手術室看護記録の問題点と重要性
21巻9号(2006);View Description Hide Descriptionグリュンドマン1)によると,手術室での看護ケアは,その記録がなくては完全とは言えない.記録はケアを引き続いて行ううえで助けになるばかりでなく,手術室ナースが患者の安全や快適な経過に寄与するための看護活動を見きわめ,認識するのにも役立つものでなくてはならない.手術室において看護記録に当てられる時間は限られている.効率的でより望ましい看護記録を目指して多くの施設でも検討されている.特に急速に普及し始めた電子カルテ化への動きによって手術看護記録も変化していく.しかし,記録は形ではなく必要性にそったものでなくてはならない.手術看護記録の必要性をふまえ,記録の問題点と重要性について述べる. -
2 麻酔科医からみた看護記録の問題点と改善への提言
21巻9号(2006);View Description Hide Description電子カルテ化に伴い病院における種々の情報は,一貫した流れの中で,患者中心に,しかも合理的に無駄がないように整理され運用されてきている.またクリニカルパスの普及は,この電子カルテ化とあいまって医療の流れが医療従事者だけでなく患者にも理解しやすい方法として多くの施設で取り入れられてきている.特に手術患者にとって,パスを取り入れた電子カルテは有用で,その内容を吟味して積極的に運用することで,患者に対する診療や安全面への配慮だけでなく,医療従事者の記録に関する負担の軽減につながると言える.本稿では,麻酔科医から見た周術期の理想的な看護記録について考察する. -
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4 電子カルテによる手術室の看護記録の実際 4-1 麻酔記録・電子カルテと連動した手術看護記録
21巻9号(2006);View Description Hide Descriptionトヨタ記念病院は病床数513 床の急性期病院であり,電子カルテは2003 年9 月より導入されている.2005 年度手術件数は年間3600 件であり,手術室における看護記録は麻酔記録との関連が深く,手術部門システム内で管理され,電子カルテと連動している.今回,電子カルテを立ち上げる際,麻酔記録との重複を省き,安全確認ができる記録シートの作成を目指した.本稿にて当院の手術看護記録と麻酔記録を紹介・報告する. -
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4 電子カルテによる手術室の看護記録の実際 4-3 記録の合理性と安全性向上をめざした電子カルテシステム
21巻9号(2006);View Description Hide Description静岡県立静岡がんセンター(以下,当院)は2002 年秋の開院時より電子カルテを導入している.電子カルテは画面が連動(リンク)しており,一つの画面に入力した情報が同時に他の画面にも反映されるというメリットがある.当院の手術室看護記録においても,手術申し込みの画面から入室時の確認の画面,麻酔チャートから使用材料入力画面,さらに麻酔チャートから手術件数集計画面など,すべての記録がお互いにリンクしている(図1).本稿では,当院の手術室看護記録に関連する電子カルテ画面を紹介し,今後の課題について述べる.
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連載
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- 器械出しの奥義 整形外科編
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人工股関節手術
21巻9号(2006);View Description Hide Description人工股関節置換術は関節可動域を保ちながら股関節痛をほぼ完全に除去できる術式である.人工関節の骨への固定法は骨セメント使用型と非使用型に大別できる(右図).骨セメント使用型では骨セメントで骨と人工関節との間を糊付けする.骨セメント非使用型では,人工関節表面に加工された凸凹に自分の骨が侵入して固定される.本稿では,骨セメント非使用型人工股関節の手技を紹介する. - はじめてでもわかるSSI サーベイランス
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実際にサーベイランス情報を収集するには
21巻9号(2006);View Description Hide Description前回まで,サーベイランスの定義,必要な情報,対象の決定について紹介してきました.今回は,実際にサーベイランスを開始するに当たってどのように情報を集めていけばよいのかについて説明します. - あなたならどうする? 患者・医療者を守る手術室の安全対策
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- クイズで覚える手術室の略語
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- Q&A でわかる 麻酔の基礎と看護のポイント
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レポート
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- OPE ROOM
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大森赤十字病院
21巻9号(2006);View Description Hide Description大田区の閑静な住宅街の中にある大森赤十字病院.「信頼され心あたたまる病院をめざして」という基本理念のもと,地域医療機関との連携にも積極的に取り組んでいる.少人数ではあるが行動力溢れる手術室を訪ねた.
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投稿
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- オペナーシング20 周年記念MEDICA AWARD 事例検討・報告部門オペナーシング賞受賞論文
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エッセイ
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- Message for OR Nurses
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- 手術看護認定看護師Diary 伝えたい!広げたい!わたしたちの活動
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- ナースに贈る良質選書
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- COLUMN SQUARE
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- ココでわたしが働くまで
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