インフェクションコントロール
Volume 19, Issue 6, 2010
Volumes & issues:
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目次
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特集
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- 永遠の課題を解決するワザ 手指衛生指導−これで私は結果を出した−
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11 コラム 最近の文献にみる手指衛生指導時に考慮すること
19巻6号(2010);View Description Hide Description手指衛生の遵守率を向上し維持していくことは,感染対策に携わる者にとって永遠の課題といっても過言ではありません.本項では,手指衛生に関する研究論文のなかから,遵守率の向上に関する最近の研究を中心に紹介したいと思います.なお本誌では,2008 年5 号1),2008 年秋季増刊2)でも手指衛生に関する研究論文が紹介されていますので,見逃した方は併せてお読みください. -
12 コラム 手指衛生に使用する製品・製剤を理解する
19巻6号(2010);View Description Hide Description手指衛生には,通常の手洗いに使用する石けん製品(液体状・フォーム状など)と手指の消毒に用いる消毒薬含有スクラブ剤,アルコールベースの擦式アルコール製剤が使用されています.これらは,それぞれの目的により使い分けられています.医薬品である消毒薬は,クロルヘキシジングルコン酸塩,ベンザルコニウム塩化物,ポビドンヨードが主成分となっていますが,医薬部外品である石けんには,さまざまな殺菌成分が配合されています.そこで,手指衛生に使用する医薬品と医薬部外品の洗浄効果(減菌を含む)などについて以下に解説します. -
13 コラム 手指衛生指導に活用できる微生物検査
19巻6号(2010);View Description Hide Description手洗いまたは手指消毒(以下,手指衛生)により,手に付着した病原微生物を除去することは,医療関連感染(病院感染)を予防するうえで最も重要な対策といっても過言ではありません. 2002 年10 月に公表されたCDC の「医療現場における手指衛生のためのガイドライン」1, 2)では実践的な見直しがなされ,目に見える汚染がないかぎり擦式アルコール製剤によるラビング法(擦式法)手指消毒を推奨しています. 多くの施設では手指衛生マニュアルが作成され,実践する現場との整合性が重要とされています.しかし,知識を持っていることと実践することは別で,臨床現場において手指衛生が徹底されているとはいいがたい現状があります.手指衛生遵守率(コンプライアンス)の向上は重要かつ困難なテーマとなっています.
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連載
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- フロントエッセイ
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- 感染対策 ラウンド・ザ・ワールド
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米国における感染対策の動向 −米国の病院機能評価(JCR)における感染対策の新基準/内視鏡室での感染対策−
19巻6号(2010);View Description Hide Description - 院内勉強会に使える 感染対策問題集
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- このひとのとっておき/みんなでつくるインフェ川柳
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- 月刊CDCガイドラインニュース
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- IC日記
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- SPOT
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- プロの真価が問われる コンサル手順 冒頭10分
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HIV の場合
19巻6号(2010);View Description Hide Description現場からの第一報を受け,担当者は限られた時間のなかでまず何を伝えられるか? 初動「10 分」こそプロの真価が問われるところです.その場で役立つ手順書を感染症ごとに連載します. - ニュース丸かぶり
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