透析ケア

「穿刺順」（透析開始時間）の早い遅いは、治療終了後の生活スタイルにも影響するため、患者にとっては重大な関心事です。そのため、穿刺順をめぐってトラブルが起こることも少なくないのではないでしょうか。実際にどのようなトラブルがみられるのか、トラブルが起こった場合はどのように対処しているのか、170施設にアンケートを送付し、58施設からご回答いただきました（回答率34％）。

「穿刺順」だけでなく、患者が最低4 時間を過ごすベッドの配置も、患者間のトラブルの原因となる場合があるのではないでしょうか。患者がゆったりとした気持ちで透析を受けるためには、ベッド配置も重要です。実際にどのようなトラブルがみられるのか、トラブルが起こった場合はどのように対処しているのか、170施設にアンケートを送付し、58施設からご回答いただきました（回答率34％）。

夏の終わりを迎えると、私たちの国では「台風の季節」。自然にはあらがえないものの、被害が増えないことを祈るのみです。さて、介護サービスについて紹介するシリーズ、今回は障害者を対象にした自立支援サービスを解説しましょう。

ニッポン全国津々浦々にある透析施設から元気な声をお届けします！

2012年6月22日（金）～ 24日（日）、京王プラザホテル札幌（北海道札幌市）ほかにて久木田和丘先生（北楡会札幌北楡病院）を会長に第57回日本透析医学会学術集会・総会が開催された。今後の医療の質向上につながるようにと揭げられたテーマは「多彩な病態―三面六臂の血液浄化」。プログラムではさまざまな合併症や血液浄化療法とともに、昨今の透析医療が抱える「高齢者問題」も多く取り上げられていた。全国から約11,000名が参加し、5つの会場はどこもにぎわっていた。

巻末のコミック連載「ナース真子in a SCRUB」。物語はいよいよ終盤です。単身渡米した主人公・真子は苦労の連続ですが、作者のミサコ・ロックス！さんも、それに負けないくらいさまざまな苦境を乗り越え、夢を実現してきたエネルギッシュな女性です。「漫画を通して伝えたかったのは、強い思いで行動すれば夢は叶う！ということ」とミサコさん。そんなミサコさんのサクセスストーリーを紹介します。