整形外科看護

Volume 14, Issue 1, 2009
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特集
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- これを見落とさなければ大丈夫!術前・術後ケアのDo Not
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新春特別インタビュー
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教育講座
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- 病棟ナースにしてほしい 整形外科リハビリテーション
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- 説明できる整形外科疾患 患者はココがわからない!!
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上腕骨近位端骨折
14巻1号(2009);View Description
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成人の上腕骨近位端骨折は全骨折の4 〜 5%を占め,骨粗鬆症の進行とともに発生率が急速に増加し,高齢者により多く認められます.その80%以上は骨折部のずれ(転位)がほとんどなく,保存療法で良好な肩関節機能の回復が可能です.しかし,残りの20%は骨折部が不安定で転位が大きいため,手術加療が必要になります.
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施設訪問
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- 編集部がおじゃまします!!
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永広会 島田病院
14巻1号(2009);View Description
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島田病院は,整形外科患者が9 割を占めており,ほぼ整形外科単科病院といえる.院長の島田永和先生は,「外来から患者の意見を取り入れた治療と後療法を行い,10 年後もフォローアップできるような病院でいたい」と話す.スタッフにもその方針は行き渡っている.そんなスタッフにお話をうかがった.
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新連載
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- 整形外科の在宅医療の現場から 退院後の患者さんはどう過ごしてる?
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連載
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- あなたの笑顔が見たいから
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- 私のおすすめ本
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- NURSING LIFE
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下肢切断患者への受容に向けてのかかわり
14巻1号(2009);View Description
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当病棟は、57 床を有する整形外科を中心とした混合病棟で、手術を必要とする整形外科患者が約8 割を占めます。救急病院特有の交通外傷から高齢者の転倒などによる骨折、地域開業医からの紹介(手術や入院治療の必要な疾患)など、毎日多くの患者を受け入れながらも、スタッフ全員で安全な医療を目標に取り組んでいます。 今回は多忙で創傷ケアやリハビリにばかり目が行き、メンタル面でのフォローが不十分と反省していたなかで、入院期間延べ1 年半、最終的に左下腿を切断した患者と出会い、身体的ケアだけでない看護の奥深さを再認識した症例を紹介したいと思います。 - Medical Quiz
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- 部位別でわかる 整形外科「要」語集
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- Let’s try くふうモノ
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- 基礎疾患をもつ患者はココがキケン 全身管理ができるナースになろう!
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糖尿病をもつ患者のシックデイ
14巻1号(2009);View Description
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糖尿病患者はいつも安定した状態で治療が受けられるかといったらそうではなく,たとえ良好な血糖コントロールであっても,感染症や手術などの外的なストレスで容易に血糖値を乱します.こういった状態をシックデイといいます.このような状態下では,生体に過剰なストレスが加わることで,カテコールアミンやコルチゾールなどのホルモンの分泌が高まります.これらのホルモンの影響により,食事をしていなくても血糖値は上昇します. 整形外科の手術などで入院する糖尿病患者の場合,骨折による痛みや手術によるストレスで食事量が安定しない患者,手術時の麻酔により絶食を余儀なくされる患者,術後に感染を合併する患者が存在します.こういったとき,血糖値にも視点を置いて治療を行わないと,シックデイの対応が遅れてしまい,糖尿病の急性合併症を起こします.また,シックデイ対応のためには,整形外科医だけでなく糖尿病専門医や内科医の協力のもと,適切な処置が受けられるようにしましょう. - 整形外科看護をもっと追究したいあなたへ 文献ナビゲーション
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- 整形外科の歴史
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20 世紀初期から中後期へ イギリス連邦諸国の整形外科の近代化(7)ニュージーランドの整形外科の近代化(1)
14巻1号(2009);View Description
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ニュージーランドの整形外科の発達は第1 次世界大戦以後であり,その整形外科専門医の研修は,イギリス本国において行われた.それ以前は,移民として来住した形成外科医のギリス(Sir Harold Gillies)や,マクインド(SirAchibald Mc Indoe),モーレム(Rainsford Mowlem)たちが整形外科を担当していたに過ぎず,モーレムの海綿骨移植法がやや注目される程度であった. 第1 次世界大戦中に,マッキー(Keith Stuart Mackie,1890-1936)はリバプールで軍医としてロバート・ジョーンズ(Robert Jones)の教えを受けた.1921 年にはまず,オークランド病院(Auckland Hospital)の理学療法科を創設し,次いで整形外科を独立させ,オークランド地方の最初の整形外科医として令名をはせた. - 実践報告
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