眼科ケア
Volume 11, Issue 4, 2009
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第一特集
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- 新人眼科スタッフ1週間トレーニング! あつかうモノとやるコト
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8.眼科外来での受診の流れと接遇のポイント
11巻4号(2009);View Description Hide Description眼科受診患者さんは視力が悪く、見え方に不自由を感じて診察に来ます。私たちが考えている以上に日ごろ困っています。「見えない」ことを表現できずに迷われたり、移動に不自由を感じています。また、眼科の診察室は暗室で薄暗く狭い空間です。私たちは注意深く観察し、こちらから手を差し伸べ、移動の誘導をしなければなりません。 外来はいつも多くの患者さんであふれています。受診の流れをスムーズにするために、病院では診療案内をしています。看護師は、当日初めて来院した患者さんのハンディーキャップについても、カルテからできるかぎりの情報を事前に把握しておきます。耳の悪い方には、声の大きさや視線の高さを工夫します。身体的に障害のある方には移動の援助をします。 外来受診ではいろいろなスタッフがかかわっています。スタッフ一人ひとりがスムーズに診察を終えられるように考え、患者さんに対応しています。本稿では、眼科外来での受診の流れと接遇のポイントをお話しします。 -
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第二特集
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- これだけは知っておきたい 診療報酬とレセプトの基礎知識
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1.保険診療のしくみ
11巻4号(2009);View Description Hide Description日本ではほとんどの病院や診療所において、患者さんが受診する場合に保険証の提示をしてもらいます。日本人であれば誰でも知っていることではありますが、その保険証がどのように使われ医療費の請求がどのように行われているかは、案外知らないものです。では、どのような取り決めになっているかを医療保険の成り立ちから解説します。 -
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3.レセプトの実際 〜スタッフの立場から〜
11巻4号(2009);View Description Hide Descriptionこの章では、クリニックのスタッフとして、これだけは知っておきたい「レセプトの一般的知識」と「レセプトの見方」を中心にお話を進めます。なお、本文および付図で示す内容は、すべて2008 年12 月時点の外来診療についてのものです。
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新連載
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- 検査がもっと深くなる! そ〜だったのか 目トセトラ
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眼底出血した患者さんが、自分が出血していることに気がつかないのはなぜですか?
11巻4号(2009);View Description Hide Description「蚊が飛んでいるように……」「糸くずのようなものが見える」。これらは飛蚊症の代表的な訴えですね。飛蚊症は、硝子体内に生じた混濁物が網膜に落とす影として説明されています。言い換えると、硝子体内の混濁(図1)や出血は見える(自覚される)のです。 一方、出血が網膜内に留まっている状態の糖尿病網膜症や網膜中心静脈分枝閉塞症、加齢黄斑変性症など、いわゆる眼底出血(網膜出血)では、出血には気がつきません。黄斑部に影響が及べば、視力低下や歪視が生じますが、「出血が見える」ことはありません。不思議に思ったことはありませんか? 糖尿病網膜症で眼底出血が多発(図2)していてもまったく自覚症状はないのに、硝子体出血(図3)で初めて飛蚊症を自覚して受診する患者さんを経験することは少なくないと思います。「どうして、もっと早く受診しないのだろう?」「もっと早く受診してくれれば……」と思うことも多いのではありませんか? 今後このシリーズでは、このような疑問を「そうだったのか」と理解していただけるように解決していきながら、目や視覚の不思議、素晴らしさ、そしてその目や視覚を検査することの面白さに気付いていただきたいと考えています。 - デイサービスの現場から 見えにくい高齢者のための介助あれこれ
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食事の配膳における支援
11巻4号(2009);View Description Hide Description「サポーター・ミズキ」は介護保険のデイサービス施設です。介護保険の要支援または要介護の認定を受けた人が日中通所し、介護と機能訓練を受けています。利用者の大半は網膜色素変性症や糖尿病、脳血管疾患などで視覚に障害のある高齢者。楽しい時間を過ごし、在宅生活への活力を高めるための支援が主たる目的です。この連載では毎回、ここで行われている工夫や介助を読者の皆さんに紹介していきます。 - 眼科ケアな人たちモノたち
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- Dr.マイケルの メバチコってナンだョ?
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- メガネ屋オヤジのEye Love通信
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連載
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- こんげつの眼底
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- ポイントチェック!眼科手術の説明・準備・介助
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- 転んでもタダでは起きるな!ORTのベリーズ体験記
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- 私の提言、苦言、放言
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- ごきげんナースとごきげんドクター
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- ここにフォーカス!多焦点レンズ
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眼鏡編:実践(2)
11巻4号(2009);View Description Hide Description快適な矯正を提供されないがために、目の易疲労感を主訴とする眼精疲労の患者さんにたくさん遭遇します。多くの眼科や脳外科、心療内科、精神神経科などでさまざまな検査を受けても異常が発見されない患者さんの眼鏡を検査すると、愁訴の原因が明らかになることも少なくありません。今回は、よく見えることと快適な見え方が異なることを学びましょう。 - メがでる話
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施設紹介
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- となりの施設に聞いちゃいました 教えて! 眼科クリニック
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