Volume 12,
Issue 10,
2010
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目次
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眼科ケア 12巻10号, 942-943 (2010);
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第一特集
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写真で手順をシミュレーション 眼位・眼球運動検査
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眼科ケア 12巻10号, 949-949 (2010);
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眼科ケア 12巻10号, 950-953 (2010);
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ヒルシュベルグ法は、角膜反射の位置から斜視角の程度を測定する検査方法です。この検査は、定量精度は乏しいものの、両眼視を崩さず日常視に近い状態で斜視角を確認できます。簡易な方法で検査できるので、協力的でない患者さんにも使用することができます。
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眼科ケア 12巻10号, 954-956 (2010);
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眼科ケア 12巻10号, 957-961 (2010);
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眼科ケア 12巻10号, 962-965 (2010);
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マドックスダブルロッドテストとは、回旋(ものが傾いて見える状態)を調べる検査です。マドックス小杆を検眼枠に装用することで、簡便に検査ができます。上斜筋などの回旋筋の麻痺があるときに行います。検査は半暗室で行います。
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眼科ケア 12巻10号, 966-969 (2010);
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「9方向眼位」とは、図1に示すような第1眼位である正面視、第2眼位である上方視、下方視、左方視、右方視、第3眼位である左上方視、右上方視、左下方視、右下方視の計9方向の眼位のことです。これらの眼位で、眼球運動の制限や過動、見る方向による斜視角の差がないか観察します。対象は斜視、複視、眼球運動障害のある患者さんです。
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眼科ケア 12巻10号, 970-973 (2010);
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Hess赤緑試験は、両眼を分離した状態で9方向を見たときのそれぞれの目の位置を測定する検査です。目の筋肉の運動制限を明らかにし、障害筋を診断します。また、複視や運動制限のある患者さんの経過観察をする際に有用です。この検査は、図1のような緑色光の出る指示棒(①)、両眼分離をする赤緑眼鏡(②)、赤色光を提示する格子状のスクリーン(③)を使用します。
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眼科ケア 12巻10号, 974-978 (2010);
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注視野には、「単眼注視野」と「両眼注視野」があります。単眼注視野は単眼のひき運動の可動範囲を、両眼注視野は両眼のむき運動で単一視できる範囲をいい、これらの検査は眼球運動に制限がある患者さんを対象とします。正常範囲はそれぞれ50°と45°といわれています。今回は、ゴールドマン視野計を用いた検査法を説明します。
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眼科ケア 12巻10号, 980-984 (2010);
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第二特集
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小児の斜視・弱視 長期治療のポイント
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眼科ケア 12巻10号, 1005-1005 (2010);
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眼科ケア 12巻10号, 1006-1011 (2010);
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人間の左右の目は離れた位置にあり、それぞれの目に違う像が映っています。しかし、像がだぶって見えることはありませんね? それは、両眼に映る像の微妙なずれ(視差)を頭の中で一つに合成して、遠近感や立体感を作り出しているからです。これが両眼視機能です。この機能は斜視術後の重要ポイントで、この有無により術後の眼位や治療も変わります。それでは、それぞれの疾患で術後眼位変化やその対応について説明します。
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眼科ケア 12巻10号, 1012-1021 (2010);
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弱視とは小児の視力障害のうち、眼球には異常がないのに、見ているものを脳でしっかりと認識できず、眼鏡やコンタクトレンズで矯正しても視力が不良な状態をいいます。たとえば、裸眼視力が(0.1)だとしても、眼鏡を掛ければ(1.0)まで見える場合には弱視とはいいません。 生まれたばかりの赤ちゃんの目はほとんど見えていませんが、網膜に鮮明な像が映ることで脳が発達し視力が向上していきます。幼少時期に網膜に鮮明な像を結ばない状態が続くと、視力が十分に発達せず弱視になります。この視力が発達する時期を「視覚感受性期間」といいます。人間の視覚感受性期間は生後2カ月から9歳ごろまで続きますが、2歳ごろまでが感受性が最も高い時期となります。つまり早期に弱視を発見し適切な治療を行うことができれば、弱視を治すことができるのです。
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連載
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こんげつの眼底
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眼科ケア 12巻10号, 941-941 (2010);
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“たとえイラスト”でわかる! 眼科手術の原理
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眼科ケア 12巻10号, 944-947 (2010);
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はじめてのオルソケラトロジーQ&A
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眼科ケア 12巻10号, 985-988 (2010);
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オルソケラトロジー(オルソK)は、昼間は裸眼で過ごすことが可能であり、使用に慣れた人の満足度は高く、治療を中止すれば角膜は元に戻ります。今回、オルソK の合併症とその対処法について述べます。
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施設紹介
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となりの施設に聞いちゃいました 教えて! 眼科クリニック
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眼科ケア 12巻10号, 992-993 (2010);
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人生のパートナーを育てる 盲導犬訓練士の仕事
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眼科ケア 12巻10号, 997-997 (2010);
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最近気になる「目」と「心」の話 モアイの白目
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眼科ケア 12巻10号, 998-999 (2010);
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私の提言、苦言、放言
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眼科ケア 12巻10号, 1000-1001 (2010);
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ごきげんナースとごきげんドクター
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眼科ケア 12巻10号, 1002-1003 (2010);
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メがでる話
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眼科ケア 12巻10号, 1004-1004 (2010);
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デイサービスの現場から 見えにくい高齢者のための介助あれこれ
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眼科ケア 12巻10号, 1023-1029 (2010);
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サポーター・ミズキの利用者は、見えにくいことによって出現する障害と、加齢により出現する障害を合併しています。若い時から視覚に障害があった人が、加齢によりほかの障害を合併した場合や、高齢になってから視覚障害とそのほかの障害を合併する場合もあります。障害の履歴も程度もさまざまです。脳血管の疾患や転倒事故により肢体が不自由になる人もいますが、加齢により耳が聞こえにくくなり、体が動かしづらくなり、記憶力が低下している人が多いです。 視覚障害と加齢により出現した障害を合併した高齢視覚障害者が、どのような場面で、どういった介助が必要なのかを理解したうえで適切な介助することは、一朝一夕にはなりません。そのため、サポーター・ミズキでは職員研修を積み重ねています。今回は「食事介助研修」について説明します。
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検査がもっと深くなる! そ~だったのか 目トセトラ
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眼科ケア 12巻10号, 1030-1032 (2010);
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同じ目を矯正しているのですから、眼鏡とコンタクトレンズ(以下、CL)の度数が同じでもよさそうに思われがちですが、たとえば近視の場合、眼鏡の度数が-6.00DであればCLの度数は-5.50Dというように、通常は眼鏡の度数よりもCLの度数が小さくなります(もちろん、眼鏡は弱めでよいがCLは遠くまではっきり見える状態を希望する場合は同じ度数になることもあります)。眼鏡とCLを使用している近視の患者さんの場合、もしも眼鏡とCLの度数が同じであれば過矯正の可能性があります。なぜ、このようなことが生じるのでしょうか? これは頂点間距離による影響です。