糖尿病ケア

2017年3月4日（土）〜5日（日）、高知市文化プラザかるぽーと（高知市）にて、「第36回食事療法学会」が開催された。学会長は新谷美智先生（高知県栄養士会副会長）で、テーマは「維新の道・志国高知で医と食を語ろう 〜高知家からの発信ぜよ〜」。日本栄養士会医療事業部が主催する本大会では、講演やシンポジウム、会員対話などが実施され、参加者は熱心に聴講し、積極的に意見交換を行っていた。

2017年5月18日（木）〜20日（土）、名古屋国際会議場（愛知県名古屋市）ほかで、第60回日本糖尿病学会年次学術集会が開催された。60回目となる今回の会長は中村二郎先生（愛知医科大学）で、テーマは「糖尿病学の夢の実現へ：未来への架け橋」。60周年特別企画をはじめ、シンポジウムやディベート、他学会・団体との合同シンポジウムなど多数のセッションが開催された。参加者は約14,200名で、会場のあちこちで熱心に聴講・議論をする姿がみられた。

2017年7月1日（土）〜2日（日）、はまぎんホール ヴィアマーレ（神奈川県横浜市）にて、「第5回日本腎栄養代謝研究会（旧日本腎不全栄養研究会）学術集会・総会」が開催された。管理栄養士は現在の栄養療法について議論し、再考する必要があるとともに、専門性をいかした研究を行うことに躊躇せず、前進すべき時期であるという意味を込めて、大会長の北島幸枝先生（東京医療保健大学）より、「慢性腎臓病治療新時代に適応した栄養管理の再考と挑戦」というテーマが示された。慢性腎臓病の栄養療法の質を高め、患者のよりよい治療につなげるため、活発な意見交換が行われた。