糖尿病ケア

Volume 5, Issue 6, 2008
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特集
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- 新人スタッフへの指導はココがポイント!糖尿病患者さんへの説明テクニック25
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新人スタッフへの指導はココがポイント!糖尿病患者さんへの説明テクニック25
5巻6号(2008);View Description
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この春から新しく仲間となった皆さんの職場の新人スタッフは、はりきって仕事をしていますか?できることがだんだん増えてちょっと得意そうだったり、初めてのことに直面しときどき不安そうだったり……と、いろいろな表情を私たち先輩に見せていることでしょう。そんな新人スタッフに対して、私たちもまた大いに期待したり、失敗にはらはらしたり、「いい調子! 大丈夫、大丈夫」と思いながら見守っているのではないでしょうか。今月号は、新人教育を担っている先輩スタッフの方々への応援号です。新人が患者さんやその家族から質問され、これまで学習してきた知識とわずかな経験をフルに活用して、精一杯それに答えていくという場面を設定し、それに対して先輩が、「よいところ」「ここはちょっと工夫が必要」といった点をアドバイスする形で構成しました。そして、「私ならこうする」という経験をふまえた応え方を示していただきました。ご存知のように、糖尿病の療養指導は、教科書に示してある言葉をたくさん羅列しても、糖尿病とともに生きる患者さんの療養生活につながるものとはなりえません。そこには、たくさんの糖尿病患者さんから知り得た「日々の生活」への理解が必要なのです。本特集に提示した患者さんからの質問は、私の職場で糖尿病患者さんにかかわり始めた若手看護師や、糖尿病看護の専門ではない部署の少々ベテランの看護師たちの声をもとに作成しました。「あーそういうこと、よくあるよ」とか、「こんな質問を受けたけれど、うまく答えられなかったなあ」などと、皆でディスカッションしながら考えました。この特集が、糖尿病患者さんとその家族への助けとなる療養指導を目指す皆さんのお役に立てれば幸いです。 -
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連載
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- Dr.サトーがアドバイス! 療養指導おなやみ解決塾
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- デンナースのヒュゲリな生活
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- おさえておきたい糖尿病の海外文献
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糖尿病腎症
5巻6号(2008);View Description
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微量アルブミン尿を改善させることで、腎症や心血管イベントの危険が減少することを示した、意義深い論文です。しかし、論文中で著者らも触れていますが、尿アルブミンの減少は複数危険因子の改善の結果である可能性もあるため、尿アルブミンの減少そのものによる効果かどうか、判断は困難です。使用した薬剤の影響も含めて、前向き比較対照試験で検討することが望まれます。 -
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