糖尿病ケア

Volume 5, Issue 9, 2008
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特集 今日からできるフットケア「きく・みる・さわる」 糖尿病の足のアセスメント
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今日からできるフットケア「きく・みる・さわる」 糖尿病の足のアセスメント
5巻9号(2008);View Description
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近年、フットケア外来を開設する施設が増え、保険点数加算が認められるなど、フットケアはますます盛んになっています。特に神経障害や末梢循環障害を合併している糖尿病患者さんにとっては、足病変は重大なリスクを伴います。医療者が早期に足の異常に気づいてケアを行うとともに、患者さんとともに足病変の予防へと努めなければなりません。 そこで9 月号では、「今日からできるフットケア」をテーマとし、患者さんとナースが足の状態をいっしょに看て理解していくための足のアセスメントを中心に特集しました。慢性疾患看護専門看護師と糖尿病看護認定看護師に、医師の指示を必要とする本格的な処置に入る手前までの流れを、写真やイラストを用いて説明していただきます。そして、足のアセスメントを足病変の早期発見のためや予防の単なる技法に終わらせず、「ケアとしての意味・視点」や「ケアにつなげていくためのポイント」を含めて解説いただきます。 患者さんのフットケアのレディネスを整え、患者さんとともに足をみて、ともに足の状態を理解していく。そして、どのようなケアが必要なのかを考え、患者さんの生活と身体に合ったフットケアへと進めていく。本特集がそのようなフットケアへのきっかけになれば幸いです。 - 特集1
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足病変予防のための足のアセスメント
5巻9号(2008);View Description
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「平成18 年国民健康・栄養調査結果の概要」(2008 年、厚生労働省)によると、糖尿病患者さんとその予備群の数は、4 年前の前回調査結果から250 万人増えて、およそ1,870 万人にものぼる1)ことがわかりました。 糖尿病患者さんの増加に伴い、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害、糖尿病足病変、糖尿病大血管症などの重症の合併症をもつ患者さんが増えており、その予防は重要な課題となっています。このような現状に対して、厚生労働省は2008 年度の診療報酬改定で「糖尿病合併症管理料」2)を新設(表1)しました。このことが推進力となり、今、糖尿病患者さんへのフットケアへの関心が高まっています。 そこで本稿では、糖尿病患者さんにみられる足病変とそのケアについて概観し、「糖尿病合併症管理料」においても重要なポイントとなっている足のアセスメントの考え方について述べたいと思います。 - 特集2:フットケアの流れ
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- 特集3:フットケアの事例と取り組み
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連載
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- 特定健診・特定保健指導開始にあたって
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診療所における特定保健指導をどうサポートするか
5巻9号(2008);View Description
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2008 年4 月から、40 〜 74 歳の全国民を対象にメタボリックシンドロームに着目した生活習慣病予防のための「特定健康診査及び特定保健指導の実施」が義務づけられました。その詳細については、本連載第1 回、2 回に述べましたが、特定健診や特定保健指導を行うには、まず各施設が事前に受託するという申し出をし、保険者などと契約をする必要があります。特定健診については、医師会経由で多くの診療所が受託して4 月から健診を実施していますが、特定保健指導を受託する医療機関は少数にとどまっています。今回は診療所や小規模病院が保健指導を行っていくうえでの問題点や、その解決に向けての動きなどを述べたいと思います。 - Dr.サトーがアドバイス! 療養指導おなやみ解決塾
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- 今こそ取り組む災害時糖尿病対策
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- デンナースのヒュゲリな生活
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- おさえておきたい糖尿病の海外文献
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- 糖尿病の検査と病態 正しく学ぶ! A to Z
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- ケアの?に理学療法士が答える! 糖尿病療養援助誌上相談室
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- LOOK ! LOOK ! CDE 活動状況報告書
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