糖尿病ケア

Volume 6, Issue 7, 2009
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特集
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- 食事×運動はこう組み合わせる! オーダーメイドプランでコントロール良好
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1.糖尿病における食事と運動のバランス
6巻7号(2009);View Description
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インスリン分泌不全とインスリン抵抗性を病態とする糖尿病においては、血糖上昇に大きく影響を与える食事について是正を必要とすることはいうまでもありません。食事療法を実行することにより、肥満の解消やインスリン分泌能の改善などといった効果がみられます。薬物療法のみで血糖コントロールを図ることには限界があり、患者さんの努力と工夫が重要です。過剰な摂取エネルギーのまま無理に血糖をコントロールする、つまり飲み薬やインスリン量を過剰な食事摂取に合わせて増量すれば、肥満を助長させインスリン抵抗性が増大することになって、悪循環となります。これらの意味で、糖尿病患者さんの治療として食事療法は欠かすことができません。 食事療法と同様に、運動療法が大切であることは周知の通りです。運動することで筋血流量が増し、ブドウ糖の取り込みが促進されます。さらに食事療法と併せて行うことにより、体脂肪量を減少させることができ、インスリン感受性が改善されます。 治療としては食事も運動も欠かせず、それらをバランスよく行っていくことが理想ですが、なかなか簡単にはいきません。個々の患者さんの病態だけでなく、生活にも合わせた調整が必要ですので、チーム全体で役割分担して指導を行うとよいでしょう。 - 2.患者さんのオーダーに沿って食事・運動指導をプランニング!
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連載
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- 巻頭言
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- その案いただき! 糖尿病患者さん指導用アイデアグッズ
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- 1型糖尿病患者日記 糖尿病と向き合う瞬間
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- 2型糖尿病患者日記 糖尿病と向き合う瞬間
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- Dr.サトーがアドバイス! 療養指導おなやみ解決塾
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- LOOK! LOOK! CDE活動状況報告書
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とちぎ糖尿病医療スタッフの会
6巻7号(2009);View Description
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当時、自治医科大学看護短期大学に在籍していた本会会長の松田文子先生(医師)が、日本での糖尿病療養指導士(CDE)発足の動きが始まったときに、日本糖尿病協会「友の会」の一環として医療スタッフと組織化できないかと考え、同大学看護学科の小平京子先生や同大学附属病院栄養室長の宮本佳代子先生との話し合いがきっかけで発足に至りました。県内にあるもう一つの大学病院である獨協医科大学病院や、中心となるいくつかの病院に声をかけて役員を募り、地域連携の走りともいえる活動を開始しました。 - 明日の指導に加えたい 糖尿病のくすりのはなし
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- 糖尿病ケアなんでもQ&A
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- これからの食事療法がかわる! カーボカウント・マスターガイド
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- デンナースのヒュゲリな生活
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長く暗い冬を越えようやく夏がやってきた ステノで感じるデンマークの季節
6巻7号(2009);View Description
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春、初夏、冬、真冬。デンマークの四季はおおまかにこんな感じです。 夏から冬まではあっという間で、紅葉を楽しむ間もなく、11 月ごろにはすでに朝晩氷点下の冬。お正月まではなんとかクリスマスのヒュゲリな雰囲気も手伝ってまだよいのですが、1月、2 月はまさに地獄……。日照時間が8 〜 9時間と短いうえに、日中はどんより曇り空で薄暗く、いわゆる「冬うつ」との闘いの季節です。 - おさえておきたい 糖尿病の海外文献
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- あなたの町の糖尿病看護認定看護師
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- 知っておきたい! 深めたい! 糖尿病の用語解説
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