糖尿病ケア

Volume 7, Issue 7, 2010
Volumes & issues:
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目次
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特集
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- ストップ! まちがい指導 小児・思春期・妊娠・高齢者のケア
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- 1.特徴あるライフステージでの糖尿病への理解
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特徴あるライフステージでの糖尿病への理解
7巻7号(2010);View Description
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[ 糖尿病は、1 型であれ2 型であれ、ともに発症しやすい年齢があるとしても、人生のどの時期においても発症しうる病気です。そして、何らかのかたちでその後の人生を糖尿病とともに生きていくことになります。同じ糖尿病でも患者さんの背景はさまざまです。発症から間もない人もいれば、数十年経つ人もいます。糖尿病をもつことは、これまでのライフスタイルを変える必要に迫られます。そのため、「糖尿病がどのライフステージで発症したか」というのは、糖尿病療養行動に大きな影響を与えます。どのライフステージであれ、周りの者が患者さんに対する誤解を持ってしまうことがあり、その後の患者さんの人生にとって、「トラウマ」を作ってしまうことがあります。次に、問題となりやすいライフステージについて例を示しつつ、誤解に注意すべき点をあげました。, 糖尿病は、1 型であれ2 型であれ、ともに発症しやすい年齢があるとしても、人生のどの時期においても発症しうる病気です。そして、何らかのかたちでその後の人生を糖尿病とともに生きていくことになります。同じ糖尿病でも患者さんの背景はさまざまです。発症から間もない人もいれば、数十年経つ人もいます。糖尿病をもつことは、これまでのライフスタイルを変える必要に迫られます。そのため、「糖尿病がどのライフステージで発症したか」というのは、糖尿病療養行動に大きな影響を与えます。どのライフステージであれ、周りの者が患者さんに対する誤解を持ってしまうことがあり、その後の患者さんの人生にとって、「トラウマ」を作ってしまうことがあります。次に、問題となりやすいライフステージについて例を示しつつ、誤解に注意すべき点をあげました。] - 2.小児糖尿病への誤解をとく!
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- 3.思春期糖尿病への誤解をとく!
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- 4.妊娠糖尿病への誤解をとく!
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妊娠中のインスリン療法についての誤解/妊娠中の体重管理についての誤解/授乳期の血糖コントロールについての誤解
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- 5.高齢者の糖尿病への誤解をとく!
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連載
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- 巻頭言
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- その案いただき! 糖尿病患者さん指導用アイデアグッズ
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- ドコみる? どうみる? フットケア誌上検討会
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- 新連載 糖尿病療養援助を! 患者さんの応援を! DM がんばるクリニック
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- Dr.サトーがアドバイス! 療養指導おなやみ解決塾
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- デンナースのヒュゲリな生活
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病気があっても安心して働ける労働環境 糖尿病患者さんへの補助(2)
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さて、前回は糖尿病患者さんに国やコミューン(市)から支給される補助内容と、法律に関してお話ししました。今回は糖尿病患者さんの「労働環境」への援助についてのお話です。 - おさえておきたい 糖尿病の海外文献
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- あなたの町の糖尿病看護認定看護師
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- 知っておきたい! 深めたい! 糖尿病の用語解説
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- 新連載 舞台裏&表レポート 糖尿病劇場公演中!
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舞台裏&表レポート 糖尿病劇場公演中!
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私たちが実施している「糖尿病劇場」とは、日常どこでも見かけるような糖尿病診療風景をモチーフにした演劇を上演し、そのあとに参加者の聴衆とディスカッションを行うという形式の、いわばワークショップのようなものである。シナリオ作成、医療者や患者役になっての演技、全体の会の進行などは、すべて有志の医療者で行っている。 この試みの目的は、日ごろよく感じる「どうして患者さんはわかって(実行して)くれないのだろう」「患者さんのためを思って言っているのに」などの医療者の思いを掘り下げ、患者さんと医療者のすれ違いの原因を探るとともに、聴衆として参加した個人個人が自分の診療(療養指導)を振り返ることにある。これまでに取り上げたテーマは、「患者−医療者間のコミュニケーション」「望ましい患者−医療者関係」「家族のサポート」「チームとしての糖尿病ケア」など多岐にわたり、診療のトピックも栄養指導、インスリン導入、フットケアなどさまざまである。また、聴衆の振り返りを促すために、劇のなかには登場人物の心の声を代弁する「黒くろ子こ」が登場したり、劇中でカンファレンスが始まったり、といった工夫が組み込まれている。 今号から始まる連載では、糖尿病劇場にかかわるスタッフが交代で、それぞれの立場から糖尿病劇場を紹介していく。この連載を通じて、私たちの糖尿病劇場に込める思いを読者の皆さんにお伝えしたいと思っている。