Volume 14,
Issue 11,
2009
-
特集
-
-
泌尿器科で使うカテーテル&検査・治療機器 まるわかり講座
-
Source:
泌尿器ケア 14巻11号, 1057-1057 (2009);
View Description
Hide Description
-
Source:
泌尿器ケア 14巻11号, 1058-1062 (2009);
View Description
Hide Description
尿道や膀胱に使用するカテーテルには,一時的導尿あるいは間欠的導尿に用いるネラトンカテーテルや持続的導尿に用いるバルーンカテーテルなどがあります.材質は,ゴムやシリコンのものが一般的ですが,材質の弱点を補うようコーティングされたものもしばしば見られます.ここでは,ネラトンカテーテルとバルーンカテーテル(2way と3way)について概説します.
-
Source:
泌尿器ケア 14巻11号, 1063-1068 (2009);
View Description
Hide Description
尿路の閉塞が発生した場合,外部への尿の排泄が途絶えるため腎機能障害が引き起こされる可能性があり,速やかに尿路閉塞の解除が必要になります.腎盂から尿管の間に閉塞が生じた場合は,尿管に留置型のカテーテル(内瘻)を挿入するか,もしくは背部から腎臓を直接穿刺して尿を外部に運び出す腎瘻(外瘻)が必要になります.また,膀胱より末梢側の尿道に閉塞が生じた場合は,尿道留置カテーテルを挿入するか,下腹部から膀胱を直接穿刺して尿を外部に運び出す膀胱瘻(外瘻)が必要になります.ここでは,外瘻である,腎瘻,膀胱瘻について詳しく述べたいと思います.
-
Source:
泌尿器ケア 14巻11号, 1069-1072 (2009);
View Description
Hide Description
尿は両側の腎臓で作られてそれぞれの尿管を通って膀胱に集まり排尿されます.尿管は約25cm の細い管腔臓器で,尿管自体の疾患や尿路結石・尿管外の腫瘍などが原因で出血や通過障害を起こす場合があります.腎盂・尿管の異常が疑われるときに使用する検査用のカテーテル,尿管に通過障害が起こっているときに使用する治療用のカテーテルについて解説します.
-
Source:
泌尿器ケア 14巻11号, 1073-1079 (2009);
View Description
Hide Description
膀胱鏡検査は泌尿器科で重要な検査の一つです.膀胱鏡には硬性鏡,軟性鏡の2 種類があります.ここではそれぞれの特徴,使用時の注意点や管理のポイントなどについてイラスト・写真を交えながら解説していきます
-
Source:
泌尿器ケア 14巻11号, 1080-1086 (2009);
View Description
Hide Description
残尿測定は従来,導尿カテーテル法が用いられ,患者さんにカテーテル挿入に伴う苦痛や不快感,羞恥心などを与えてきました.近年,上記の問題にも対応が進み超音波検査機器が普及してきました.残尿量を測定するだけでなく,膀胱容量の把握,膀胱訓練や排尿時間のタイミングを指導するなどの排尿管理への応用がなされています.ここでは,実践の場で看護師に役立つ情報として,超音波検査機器を用いた適切な排尿管理手法について述べます.
-
Source:
泌尿器ケア 14巻11号, 1087-1090 (2009);
View Description
Hide Description
尿が出にくい,尿が漏れるなど,下部尿路機能障害にはいろいろな症状があります.しかし,自覚症状だけではどのような異常が起こっているのか十分に評価することができないので,実際に尿を出してもらったり,さらには膀胱内の圧力を測って,客観的にどの程度出にくいのか,もしくはどのくらい尿を溜められるのか,また,それらの症状が起こっている原因など,下部尿路機能を調べます.ここでは下部尿路機能を評価するための検査機器について説明します.
-
Source:
泌尿器ケア 14巻11号, 1091-1095 (2009);
View Description
Hide Description
-
Source:
泌尿器ケア 14巻11号, 1096-1100 (2009);
View Description
Hide Description
-
巻頭言
-
-
Source:
泌尿器ケア 14巻11号, 1049-1049 (2009);
View Description
Hide Description
-
連載
-
-
シーン別 泌尿器ケアのトラブル対応
-
Source:
泌尿器ケア 14巻11号, 1101-1103 (2009);
View Description
Hide Description
-
わかりやすい! ナースのための泌尿器科手術講座
-
Source:
泌尿器ケア 14巻11号, 1105-1107 (2009);
View Description
Hide Description
-
ケースで学ぶ 皮膚&排泄ケア
-
Source:
泌尿器ケア 14巻11号, 1108-1111 (2009);
View Description
Hide Description
-
泌尿器科 最新トピックス
-
Source:
泌尿器ケア 14巻11号, 1112-1112 (2009);
View Description
Hide Description
-
質問BOX
-
Source:
泌尿器ケア 14巻11号, 1113-1115 (2009);
View Description
Hide Description
-
ウロ・ナースの 手術室見学へ行こう!
-
Source:
泌尿器ケア 14巻11号, 1116-1119 (2009);
View Description
Hide Description
女性の腹圧性尿失禁手術は,TVT 手術(tension-free vaginal tape) が1999 年に保険適用となったのを機に,今では多くの患者さんが尿失禁治療を受けられるようになりました.さらに2001 年には,低侵襲で合併症の少ないTOT 手術(transobturator tape)が加わり,局所麻酔下で安全に手術を受けることが可能になっています. 今回,私が見学したTFS 手術(TISSUEFIXATION SYSTEM)は,TOT 手術よりもさらに侵襲の少ない手術方法です.
-
小児泌尿器科の常識レベルアップ 知っておきたい! 子どもの疾患・ケア
-
Source:
泌尿器ケア 14巻11号, 1120-1123 (2009);
View Description
Hide Description
子どもの点滴は本当に難しいです.大人に点滴をする場合は,まず手を見る→青い血管が見える→駆血帯で腕を縛るとさらに血管が浮き出てくる→そこに針を刺す,というように刺すべき血管が見えるのが普通です(高齢者や化学療法を繰り返している患者さんなど,血管がもろかったり細い血管しか見当たらないようなケースはもちろんあります).しかし,子どもの血管はもともと細く,駆血帯をつけても見えてこないことが多いのです. 私も神奈川県立こども医療センターに来るまでは血管の確保にはそこそこの自信はあったのですが,いざすることになると「血管どこにあるの!?」という感じで,慣れるまでの1〜 2 ヵ月は汗をダラダラかきながら血管確保に奮闘し,上級医や小児科の先生に頼むこともしばしばありました.今でもどきどきしながら点滴をしています. まだつたない経験しかありませんが,今月は私が考える子どもの点滴・採血のときに気を付けるべきことを中心にご紹介していきます.
-
おもしろ看護泌尿器科学
-
Source:
泌尿器ケア 14巻11号, 1124-1127 (2009);
View Description
Hide Description
-
泌尿器科略語あれこれ
-
Source:
泌尿器ケア 14巻11号, 1129-1129 (2009);
View Description
Hide Description
-
私のCIC日記
-
Source:
泌尿器ケア 14巻11号, 1132-1132 (2009);
View Description
Hide Description
-
ウロ・ナースのためのカウンセリング入門
-
Source:
泌尿器ケア 14巻11号, 1136-1138 (2009);
View Description
Hide Description
-
症例報告
-
-
Source:
泌尿器ケア 14巻11号, 1139-1147 (2009);
View Description
Hide Description
回腸導管造設術は,従来から尿路変向の標準術式とされ,当院では2002 年から年間平均5例施行されている.術後,尿路変向によるストーマ造設は必須であり,患者はボディイメージの変化を受容し,社会復帰していかなければならない.看護師の役割としては,患者の個々の生活背景をとらえて,患者自身が身体的・精神的・社会的に自立し,安心してその人らしい生活が送れるように支援することが重要である. 現在,当院では退院後スキントラブルが発生した場合,病棟看護師が窓口となり,ストーマケアを行っている.手術後の患者のQOL の維持・向上のためのストーマケアの習得は重要であり,ストーマケアが良好に行われないとQOL の低下につながる.そのため時間をかけ,自立に向けての指導やトラブル時の対応を行っている. 今回,回腸導管造設後,入院中にトラブルなく経過した患者が,退院後にスキントラブルに直面し,継続的にケアを必要とするケースを経験した. この患者の経過とスキントラブルの要因等を考察し,病棟看護師の役割を振り返ったので,ここに報告する.