泌尿器ケア
Volume 17, Issue 1, 2012
Volumes & issues:
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目次
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連載
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新春特別インタビュー
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【坂本すが・日本看護協会会長に聞く 】 これからの看護と医療-分かり合い協働していくことが,諸問題解決の糸口に-
17巻1号(2012);View Description Hide Description2011年4月,公益社団法人となった日本看護協会.6月にはその新会長に坂本すが氏が就任した.どのような舵取りをするのか,山積する課題にどのように取り組んでいくのか.独立行政法人国立がん研究センターの初代理事長として,また,中央社会保険医療協議会委員として,医療界にさまざまな提言を行ってきた嘉山孝正氏と,ざっくばらんに語り合っていただいた.
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施設訪問
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【Hello!ウロ・スタッフ】 原三信病院 泌尿器科病棟
17巻1号(2012);View Description Hide Description福岡県の中心街・博多にある原三信病院の歴史はおよそ400年と古く,黒田藩の藩医として原家が仕えていたことから始まる.現在は総合病院ではあるが,なかでも泌尿器科の実績が高く,手術件数は年間2,000件を超える.医師と看護師が常に意見を交わし合っている泌尿器科病棟を取材した.
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特集1
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【1.泌尿器科患者に起こり得るスキントラブル】
17巻1号(2012);View Description Hide Description泌尿器疾患では,その症状の一つである尿失禁や,がん化学療法,がん終末期による症状に伴ってスキントラブルが発生する危険性があります. -
【2. 場面別 泌尿器科のスキントラブル 予防と発生後ケア】 2-1.①尿失禁患者のスキントラブルの予防と発生後ケア
17巻1号(2012);View Description Hide Description -
【2. 場面別 泌尿器科のスキントラブル 予防と発生後ケア】 2-2. ②分子標的治療薬使用中の腎がん患者のスキントラブルの予防と発生後ケア
17巻1号(2012);View Description Hide Description近年,がん治療として分子標的治療薬を使用される患者さんは増加しています.それに伴い,副作用の一つである手足皮膚反応などの皮膚障害は患者さんの日常生活に影響を与え,その予防やケアを行っていくことは治療を継続していくうえで重要なポイントになります.外来での治療が進むなか,服薬アドヒアランス(患者さん自身が適正に服薬していけること)を高め,化学療法が続けられるようにするためにも,副作用のコントロールは重要です. -
【2. 場面別 泌尿器科のスキントラブル 予防と発生後ケア】 2-3.③泌尿器がん患者の尿路ストーマ周囲スキントラブルの予防と発生後ケア
17巻1号(2012);View Description Hide Description -
【2. 場面別 泌尿器科のスキントラブル 予防と発生後ケア】 2-4.④カテーテル留置中患者のスキントラブルの予防と発生後ケア
17巻1号(2012);View Description Hide Description -
【2. 場面別 泌尿器科のスキントラブル 予防と発生後ケア】 2-5.⑤泌尿器がん終末期患者の褥瘡予防と発生後ケア
17巻1号(2012);View Description Hide Descriptionがん終末期になると,身体症状に伴う活動性や可動性の低下に加えて,がん悪液質症候群による病的骨突出や浮腫などが著明となり,褥瘡発生リスクが高くなります.前立腺がん,腎がん,膀胱がんなどの泌尿器がんは骨転移しやすく,前立腺がんの患者さんの場合,20%以上の人に骨転移を認めます.骨転移がある場合,体位変換などの体動時に突出して,ズキズキする,うずくような痛みが起こります.そのため,褥瘡ケアと症状緩和のどちらを優先すべきか迷い,体圧分散ケアに難渋します.そこで,本稿では,泌尿器がんの終末期の患者さん,特に骨転移がある場合の褥瘡予防ケアと発生後ケアのワザとその根拠について紹介します. -
【3.オススメ泌尿器科スキンケアグッズ】
17巻1号(2012);View Description Hide Descriptionスキンケアの基本は清潔保持・保湿・保護になります.そのサポートをするのがスキンケアグッズといえます.数多くの製品から選択するのは難しいことですが,その際の参考にしていただければと思い,定番の製品だけでなく比較的最新の製品も紹介することにしました.これらの製品はすべて自費購入になるので,各メーカーに問い合わせてサンプルを使用し,納得したうえで購入を検討していただければと思います.
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連載
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【退院指導パンフレットでチェック! 泌尿器科退院指導のポイント】 尿管カテーテル(ダブルJ ステント)を留置した患者さんへの退院指導
17巻1号(2012);View Description Hide Description何らかの原因で尿管が閉塞してしまうと腎臓から膀胱への尿の流れが停滞し,痛みや発熱,腎機能障害などを生じます.尿管カテーテル留置は尿管内腔を確保する目的で,尿管内に細いカテーテル(ダブルJ ステント)を留置する治療です.身体の外からは見えませんが,特有の合併症も起こり得るため,患者さんには十分な説明が必要になります. -
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特集2
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1.下部尿路機能障害とは?
17巻1号(2012);View Description Hide Description下部尿路機能障害とはどのような障害なのか基本的事項を説明し,その疫学的特徴を示すとともに,原因疾患や診断について解説します. -
2.排出障害の治療薬
17巻1号(2012);View Description Hide Description下部尿路機能障害は排出障害と蓄尿障害に大別でき,その原因はさまざまです.ここでは前立腺肥大症と神経因性膀胱に伴う排出障害の治療薬について説明します. -
3.蓄尿障害の治療薬
17巻1号(2012);View Description Hide Description蓄尿障害の病態は,大きく過活動膀胱と腹圧性尿失禁に分けられます.過活動膀胱の治療は薬物療法が中心となります.排尿筋の異常収縮や知覚神経刺激を減弱させる抗コリン薬,β 3 作動薬などが有効です.腹圧性尿失禁の治療は,手術療法や理学療法が中心となり,薬物療法はあくまで補助的な治療法です.成人女性の腹圧性尿失禁には,尿道括約筋の収縮力を増強するβ 2 作動薬が使用されることがあります.しかし,前立腺全摘除術後の腹圧性尿失禁には薬物療法の効果はほとんどありません. -
【Topic.下部尿路機能障害の新しい薬】 新規過活動膀胱治療薬 選択的β 3 作動薬ミラベグロン
17巻1号(2012);View Description Hide Description過活動膀胱(OAB)の薬物治療ではムスカリン受容体拮抗薬(抗コリン薬)が第一選択ですが,抗コリン薬では口渇,便秘などの副作用が懸念されることから,副作用が少なく,効果的な薬剤の開発が望まれてきました.選択的β3 アドレナリン受容体作動薬(β3 作動薬)ミラベグロンは,従来の薬剤とは異なる新しい作用機序のOAB 治療薬です.本稿ではミラベグロンと抗コリン薬との違いなどを紹介します.
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連載
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その他
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連載
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看護研究
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その他
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