泌尿器ケア
Volume 17, Issue 7, 2012
Volumes & issues:
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目次
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連載
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施設訪問
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【Hello!ウロ・スタッフ】 兵庫医科大学病院 8階西病棟/ 泌尿器科外来
17巻7号(2012);View Description Hide Description兵庫県の東部に流れる武庫川沿いに位置する兵庫医科大学病院.本誌では創刊号(1996 年2 月刊行)に泌尿器科病棟の取材を行ったが,今回,本誌が創刊200 号の節目に当たるため,特別企画として再度,兵庫医科大学病院を取材した.創刊当時からどんな変化があったのかを中心に話をうかがった
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Report
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【第100回日本泌尿器科学会総会 新百年への扉 新たなJUA】
17巻7号(2012);View Description Hide Description2012年4月21日(土)~ 24日(火),パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)にて第100回日本泌尿器科学会総会が開催された.会長は本間之夫先生(東京大学大学院医学系研究科泌尿器外科学教授).第100回を迎えた今総会のテーマは「新百年への扉新たなJUA」.創立百周年記念事業として記念式典の開催や懸賞論文の公募,学会に先立ち全国で市民公開講座も開催された.総会では会期中にオンライン上で演題動画を閲覧できるなどの新しい試みが行われたり,泌尿器科学会のこれからを語り合う鼎談などが開催され,新しい100 年を迎えるにふさわしい幕開けとなった.総会2日目と3日目の様子を紹介する.
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特集1
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1-2.進化する経尿道的手術(1) 経尿道的前立腺手術のケア
17巻7号(2012);View Description Hide Description経尿道的前立腺手術においては,尿道から内視鏡を挿入して内側から腫大した前立腺を切除する“経尿道的前立腺切除術(TURP)”が一般的です.しかし,高度な前立腺肥大を認める場合には,TUR 反応や出血量増加の危険性が高いため,TURP の適応とはならない症例もあります.一方,“ホルミウム・ヤグレーザー前立腺核出術(HoLEP)”や“光選択的前立腺レーザー蒸散術(PVP)”は,前立腺体積が100mL 以上の高度な肥大を認めるときにも安全な施行が可能といわれています.今回は,一般的に最も施行頻度が高いTURP の術後ケアについて説明しながら,近年増えてきているHoLEP やPVP のケアについても解説を加えます. -
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3-2.進化する経尿道的手術(3) 経尿道的結石手術のケア
17巻7号(2012);View Description Hide Description近年TUL の方法で目新しいということはありませんが,出血や臓器損傷などが少ない安全な手術操作や,術前から腎盂腎炎・敗血症予防の抗菌薬投与などが行われています.
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連載
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【退院指導パンフレットでチェック! 泌尿器科退院指導のポイント】 前立腺全摘除術を受けた患者さんへの退院指導 術後尿失禁に対する指導
17巻7号(2012);View Description Hide DescriptionPSA 測定の普及により前立腺がんの早期発見が可能となり,前立腺全摘除術を施行する症例が増加しています.当院では年間約25~ 40例の前立腺全摘除術を行っており,そのうち60歳代が半数を超えています.前立腺全摘除術の術後合併症には尿失禁があり,術式によっては回避できることもありますが,ほとんどの症例に出現しています.適切な失禁ケア用品を使用することによって,仕事や趣味を続けられることも多くあり,入院中の看護師のかかわりが重要になります. -
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その他
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特集2
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2.尿流測定とアセスメント
17巻7号(2012);View Description Hide Description尿流測定は下部尿路機能の評価の一つで,主に尿の排出障害の有無と程度を客観的に評価するために行われる検査です.しかし,蓄尿障害による失禁の患者さんでも排出障害を合併する場合もあるので,残尿測定を併せて行うことで下部尿路障害全体のスクリーニングとして用いられる基本的な検査です. -
3.残尿測定とアセスメント
17巻7号(2012);View Description Hide Description残尿とは,排尿直後に膀胱に残った尿のことをいいます.排尿機能は“ 蓄尿” と“ 尿排出”で成り立ちます.尿排出後は残尿がないことが正常ですから,残尿測定をすることで尿排出障害の有無と程度の判断に役立ちます.残尿を放置することは,頻尿や尿失禁の症状を呈するばかりではなく,尿路感染や腎機能低下を招く恐れがあります.したがって,排尿機能障害のアセスメントには重要な検査であり,特に尿排出障害を疑う場合には不可欠です. -
4.実践! 排尿ケアのアセスメント
17巻7号(2012);View Description Hide Description排尿ケアのためのアセスメントには,性別や年齢,既往歴や内服薬,血液や尿,画像検査の結果などから得られる情報と,排尿日誌,尿流測定,残尿測定などの専門的検査から得られる情報を統合していくことが大切です.本稿では,患者さんの抱える排尿の問題を明確にするための質問票を紹介するとともに,さまざまな情報を,どのように整理しアセスメントを行っていくのか,ケアの方向性をどのように導き出していくのかについて,具体的な事例を挙げて解説します.
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その他
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連載
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【疾患がわかればケアが変わる! ウロ・ナースのための 精神看護のキーポイント】 精神科のケアを泌尿器科で活かす
17巻7号(2012);View Description Hide Description -
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その他
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【ネモト先生&ウロ子の小説から学ぼう看護のヒント 休日読書のススメ】 「誠実に患者をみられなくなったら,医師を辞めます」
17巻7号(2012);View Description Hide Description
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