エマージェンシー・ケア
Volume 30, Issue 9, 2017
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目次
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連載
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Others
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特集 【見た瞬間に「おかしい…?」がわかる X線とエコー ケアに使える 看護師と研修医のための見る診るポイント】
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【1.X線の見る診るポイント】 (1)胸部X線 見る診るポイントI:骨格
30巻9号(2017);View Description Hide Description胸椎、肋骨、胸骨によって構成される胸部の骨格のことを胸郭といいます。これに体壁の筋肉が加わり、壁側胸膜によって裏打ちされた胸腔が作られます。胸部X線検査の第一の目的は肺を観察することですが、胸郭の大きな変形は胸部X線検査でも容易に評価することができ、現在の患者の状態を把握し、今後ケアする上でも非常に有用な情報を得ることができます。通常、胸郭はほぼ左右対称であり、左右差に注目すると異常所見は比較的容易に把握することが可能です。 -
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【1.X線の見る診るポイント】 (1)胸部X線 見る診るポイントIV:肺野のうっ血像
30巻9号(2017);View Description Hide Description肺うっ血……左心不全、僧帽弁狭窄症、循環血液量増加、腎不全、輸液過剰などによって引き起こされます。前述の病態により肺静脈圧が上昇すると肺内に異常な水分貯留を生じ、これをうっ血性肺水腫といいます。 -
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【1.X線の見る診るポイント】 (1)胸部X線 見る診るポイントVIII:気管チューブ
30巻9号(2017);View Description Hide DescriptionERなどでの挿管後の確認、またはICUでのルーチン撮影がなじみのある場面かと思いますが、そのような場面で気管チューブについて、X線をみるポイントを述べます。どちらの場面でも、胸部X線の気管チューブだけに絞れば、みるべきポイントは同じです。 -
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【2.エコーの見る診るポイント】 見る診るポイントI:FAST
30巻9号(2017);View Description Hide Description外傷の患者さんが救急搬送されてきました! 救急医が素早くエコー検査を行って、「FASTはネガティブ」などといっているのを聞いたことはありませんか?FASTとは、Focused Assessment with Sonography for Traumaの略で、外傷の初期診療で行われる、迅速簡易エコー検査のことです。外傷患者においてショックの原因となる、心嚢腔や腹腔内および胸腔の出血がないかを評価するために行われます1)。本稿ではFASTで見る(観察する)ポイントと、診る(その結果から行うべきことを考える)ポイントについて述べたいと思います。 -
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連載
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【海ゴリラ陸に上がる ~海保トッキュー発オーストラリア経由旅の途中~】 〔海保編〕海ゴリラの初出動は何と……!?
30巻9号(2017);View Description Hide Description海難救助のスペシャリスト集団、特殊救難隊。高度な救急医療処置技術をもつ、パラメディック。救急医療に従事する皆さんなら、一度は憧れをもったことがあるのではないでしょうか? 本連載では、異色の経歴をもつ黒﨑氏に、特殊救難隊、パラメディックの実際について教えてもらいます! -
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【救急育ちの在宅ナースがナビゲート! 意外とつながっている!? のぞいてみよう在宅看護のセカイ】 「在宅療養のイメージを膨らませてみよう!!」
30巻9号(2017);View Description Hide Description救急ナースから転身、現在は在宅ナースとして働く筆者が在宅看護のセカイをご紹介します。あなたもちょっとのぞいてみませんか?
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Others
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Report
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【REPORT】 第20回 日本臨床救急医学会総会・学術集会
30巻9号(2017);View Description Hide Description2017年5月26日(金)〜28日(日)、第20回日本臨床救急医学会総会・学術集会が会長 坂本哲也氏(帝京大学)のもと開催された。救急医療に従事する多職種が参加し、「明日を支える救急医療」をテーマに議論がなされた。本稿では、3日間の模様の一部を紹介する。 -
【REPORT】 第20回 世界災害救急医学会総会
30巻9号(2017);View Description Hide Description1979年のマインツ(ドイツ)での第1回から数えて20回目となる世界災害救急医学会総会が、長い冬を越え春の訪れが香るカナダ東部の都市トロントにて開催された。世界災害救急医学会(World Association for Disaster and Emergency Medicine; WADEM)は1976年にその前身が組織されたことに始まり、病院前応急処置から救急医療、公衆衛生、災害医療とその備えなどの研究を使命とした、学際的かつ専門的な組織である。今や災害救急医学分野では最も伝統ある国際学会として、医師・看護師・救命士などの医療関係者のみならず、軍関係者や社会心理学者、ならびに政府・非政府組織までをも網羅する多彩な会員で構成され成長してきた。この学術集会は隔年に開かれ、カナダでの開催は1991年のモントリオール、2009年のビクトリアに続き今回が3回目となる。トロントの象徴、CN タワーに程近い会議場には、67カ国から900人以上の参加者が集い、日本からはカナダ、米国、オーストラリアに次ぐ50名が参加した。4日間にわたる学会の様子を報告する。
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誌内雑誌 【救急看護認定看護師のためのJOURNAL in JOURNAL from Expert Nurse to Expert Nurse】
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救急看護認定看護師のためのJOURNAL in JOURNAL from Expert Nurse to Expert Nurse
30巻9号(2017);View Description Hide Description -
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連載
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【患者・家族看護の迷宮の道しるべ こんなとき、なんと言う?】 「精神科って……うちの子がですか……」
30巻9号(2017);View Description Hide Descriptionこんなとき、なんと言えばいいんだろう?――困る・迷う場面への対応策を一緒に探す連載です。エキスパート2人による解説へのご感想や「私ならこう言う!」というご意見も募集します(詳しくは連載の最終ページをチェック!)。 -
【超カンタン!! ERとICUを読み解く】 高齢者と薬剤~Polypharmacy~を読み解く
30巻9号(2017);View Description Hide Descriptionこの連載では、日々進歩していく医療においてけぼりにならないように、救急・集中治療領域の知っておきたいこと、知っておくべきことを本当に簡単にかいつまんで紹介できればと思っています。これさえ読んでいれば、救急・集中治療なんて怖くない!!??
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