ナーシングビジネス
Volume 4, Issue 3, 2010
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PHOTOGRAPH
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国保町立小鹿野中央病院
4巻3号(2010);View Description Hide Description小鹿野町は、埼玉県北西部、冬の夜祭りで有名な秩父市の西隣りに位置します。町の地域包括ケアシステムを担う中核病院として、病気の治療だけでなく、健診やメディコ・トリム(健康づくり)、リハビリまで一貫した役割を持つのが、国保町立小鹿野中央病院です。 同院の看護部は、看護職員と介護職員で構成され、外来、一般病棟、療養病棟の3 人の師長が、各々の持ち味である包容力・瞬発力・忍耐力で管理をしています。それらを統括する看護部長の大久保築世さんが常に心がけているのは、「一人ひとりを大切にすること」です。「患者さまを大切にするために、まずスタッフが自分自身を大切に見つめてほしい。
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対談
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看護師が受け止めるべき医療・看護行為のリスクと責任
4巻3号(2010);View Description Hide Description医療・看護行為のリスクと責任──日々、慌ただしく業務を行うなかで、私たちは、それをどれだけ自覚できているだろうか。 産科医療の現実を、緊迫感ある描写で浮き彫りにした小説『ノーフォールト』(早川書房刊)の作者であり、昭和大学医学部教授、総合周産期母子医療センター長の岡井崇さんと、杏林大学医学部付属病院看護部長で助産師でもある福井トシ子さんをお招きして、小説『ノーフォールト』と、この小説が原作となったテレビドラマ『ギネ—産婦人科の女たち』(2009年10月14日.12月9日放送、日本テレビ)から見えてくる医療と社会の現状、医療者の責任、患者との関係性などについて語っていただいた。
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第1特集
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- どう進める? 臨床での疑問を生かす、臨床に役立つ看護研究
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臨床での看護研究はなぜ必要なのか 研究を日常の業務に結びつけるために
4巻3号(2010);View Description Hide Description臨床での看護研究は、テーマ探しや時間の確保など課題も多いが、研究を通じて患者とより深く関わることができ、看護の楽しさの発見にもつながるものである。そもそも看護研究とは「やらされる」ものではない。何のための研究か、研究のメリットは何か、今一度考えてみよう。 -
研究したくなる環境づくりのコツ その1 臨床の疑問を引き出し、相談しやすい体制をつくる
4巻3号(2010);View Description Hide Descriptionスタッフが意欲的に研究に取り組むようにするには、管理職は何をすべきだろうか。看護部門の枠にとらわれず、病院全体で研究をフォローしている北原脳神経外科病院の取り組みを紹介する。 -
研究したくなる環境づくりのコツ その2 指導者の得意分野を生かし、チームで研究を支援する
4巻3号(2010);View Description Hide Description業務を行いながら看護研究を進めるためには、サポートを受ける側だけでなく、サポートする側にとっても、負担になりすぎないサポートのかたちが望まれる。1回だけで終わることなく、2回、3回と研究を継続していくためにはどのようなサポート体制が必要となるのだろうか。 -
研究したくなる環境づくりのコツ その3 研究テーマを絞って、意図的な看護の面白さを発見させる
4巻3号(2010);View Description Hide Description臨床での次の実践につなげるための看護研究。それは、研究手法を知ったうえで看護にあたることと、看護研究の成果を蓄積するという2つの意味があるのではないだろうか。それらを目指した健和会柳原病院の支援体制を紹介する。 -
看護研究を支援する環境整備の3ステップ
4巻3号(2010);View Description Hide Description皆さんの病院では、看護研究を進めるための必要な環境は整っていますか? ステップ1〜3までの、それぞれの項目を確認してみましょう。看護研究のためになぜその項目が必要なのか、その項目を整備するにはどうしたらよいかを解説します。
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第2特集
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- 変わる保助看法 看護職の卒後研修努力義務化がスタート
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REPORT
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「ガルーダ・サポーターズ」、インドネシア人看護師の受け入れについて抜本的改善を提言
4巻3号(2010);View Description Hide Descriptionインドネシア人看護師・介護福祉士候補者の日本での実務研修や生活を支援するために設立された、市民ボランティア団体「ガルーダ・サポーターズ」。1月14日、同団体は、インドネシア人看護師の第2陣が赴任地に出発するにあたり、受け入れシステムの改善を提起すべく、厚生労働省・外務省・文部科学省など、各日本政府関係機関に対し提言書を送付した。
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NEWS
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- NURSE TREND
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2. お互いを尊重し、対等に関わるためのスキル アサーティブネス
4巻3号(2010);View Description Hide Description人と人との関わり方は、いつの時代、どんな職業に就いたとしても重要なテーマになりうるだろう。違った考えを持つ者同士が、お互いを尊重しながら自分の意見や気持ちを伝え、さらに対等関係で築いていく、そんなより良い社会生活と自己確立のため、今注目されているのが、アサーティブネスというコミニュケーションスキルである。 今回は昨年、特定非営利活動法人アサーティブジャパンが主催した「勝間和代&アン・ディクソン ジョイント講習会『社会変革とアサーティブネス』」からアサーティブネスを読み解くことにしよう。 - 国内ニュース
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LECTURE
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- 気持ちよく「うん」と言わせる交渉術
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- コミュニケーションが活発な「正直な組織」を目指そう
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コミュニケーションが活発な「正直な組織」を目指そう
4巻3号(2010);View Description Hide Description前回(本誌4 巻2 号)は、自分も組織も元気になれる「高信頼性組織」の五つの特徴のなかから、“気づき”のあふれる「鋭敏な組織」について考えてきた。今回は、高信頼性組織の二番目の特徴、「正直さ」について考えてみよう。 「正直さ」を持った組織とは、不測の事態へと発展しかねないささいな兆候を早期に発見して、報告・連絡・相談をし、すばやく対策を講じていく重要性を理解している組織のことをいう。 では、看護や病棟の現場でこのような組織をつくるには、どのようなことを心がけていけばよいのだろうか。また、「正直さ」を持つ組織へとマネジメントしていくことが、現場が元気になることと、どのようにつながっていくのだろうか。 - なるほど理解 使いこなす労働基準法
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- 実践的判例よみこなし術
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COLUMN
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- やる気の出るひと言
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- 目指せ! ナースプラクティショナー
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