スマートナース
Volume 11, Issue 2, 2009
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トピックス
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今月の気になるニュースななめよみ!
11巻2号(2009);View Description Hide Description看護学の指導者、医学ジャーナリスト、現場のナースの視点から、ちょっと違った切り口で、医療・看護に関するニュースの読みかたを紹介してもらいます。/患者の治癒のために多少のリスクは必要!/ナースと話せる癒しの点滴スペース!? -
看護の「今」がわかる! NURSE TREND ここが押さえどころ 1 DIPEx
11巻2号(2009);View Description Hide Description「患者の病気体験談をホームページで公開」 -
看護の「今」がわかる! NURSE TREND ここが押さえどころ 2 ナースプラクティショナー養成、始まる
11巻2号(2009);View Description Hide Description「『新戦力』として期待されるナースプラクティショナー」
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特別レポート
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心電図! ニンテンドーDS(R)で学ぶときがついに来た!!
11巻2号(2009);View Description Hide Description2008年12月13〜14日、福岡市の福岡国際会議場にて「第28回日本看護科学学会学術集会」が行われた。2日目の14日には、メディカ出版共催のランチョンセミナー「らくらく心電図トレーニング〜ニンテンドーDS?ソフトで楽しく学ぶ〜」が開催された。講師は北里大学北里研究所病院の院長補佐であり循環器内科部長の赤石誠先生、座長は大阪大学大学院医学系研究科准教授の瀬戸奈津子先生。赤石先生は、ニンテンドーDS?専用ソフト『らくらく心電図トレーニングDS』(メディカ出版)の監修・編著者である。難解な心電図をいかに簡単に習得するかという内容のセミナーに、多くの受講者が会場につめかけた。
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特集1
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病棟で見逃してはいけない! 術後のハイリスク症状12 〜早く見つけて早く対応〜
11巻2号(2009);View Description Hide Description在院日数の短縮化、急性期化が進むなか、病棟の術後患者もケアの難しいケースが増えています。ケアの優先順位をどのようにつけ、患者の何をみればよいのかと戸惑ってしまうナースも多いのではないでしょうか。そこで、病棟ナースにとって「これだけは見逃してはいけない」「最低限知っておいてもらいたい」術後ケアを紹介していきます。 -
術後のチェックポイント 01 痛み
11巻2号(2009);View Description Hide Description術後疼痛とは、一般的には創痛のことを言います。痛みは患者さんにとってつらい体験であり、いろいろな悪影響をもたらします。術後急性期の疼痛管理を適切に行うことは、術後合併症の予防、早期離床、QOL の向上において重要です。 -
術後のチェックポイント 02 呼吸管理
11巻2号(2009);View Description Hide Description上腹部の手術を受けると、肺活量は術直後で術前値の40?50%、術後5?7日で60?70%。10?14日で術前値に回復するといわれ、手術による侵襲が呼吸に与える影響は大きいことがわかります。まずは呼吸状態をアセスメントし、ケアに活かすことが必要です。 -
術後のチェックポイント 03 輸液・輸血
11巻2号(2009);View Description Hide Description輸液はなんらかの形で経口摂取ができない、または十分でない患者さんに対して、生体の恒常性を維持することを目的としています。その目的は多岐にわたるため、ナースは輸液の種類、特徴、管理方法を熟知しなければなりません。 -
術後のチェックポイント 04 バイタルサイン
11巻2号(2009);View Description Hide Description術後の患者さんは手術侵襲、麻酔侵襲などの生体反応により、非生理的状態にあります。そのため、ナースは患者さんの全身状態を把握するための知識と技術を身に付ける必要があります。特に、術直後は患者さんの状態変化が急激であるため、迅速な対応が求められます。 -
術後のチェックポイント 05 感染
11巻2号(2009);View Description Hide Description手術を受ける患者さんにとって、術後に感染症が発生することは、身体的な苦痛のみならず、入院期間の延長に伴う精神的・経済的負担を増大させます。そのため、ナースは術後感染を発生させないための感染対策、および感染が生じた際の迅速かつ適切な対応が求められます。 -
術後のチェックポイント 06 麻酔
11巻2号(2009);View Description Hide Description麻酔領域の発展は目覚ましく、ハイリスク患者に対しても安全な手術医療を提供することが可能となってきましたが、麻酔における患者さんへの侵襲は大きいため、合併症のリスクが高くなります。特に、麻酔科ドクターや主治医が離れた病棟では注意が必要です。 -
術後のチェックポイント 07 急変対応
11巻2号(2009);View Description Hide Description手術療法は患者さんに多かれ少なかれ、さまざまな侵襲が加わります。手術中に伴った侵襲が、手術後に局所的・全身的反応として出現します。目標は「異常の早期発見・対処」です。モニターの数値に依存せず、自分の眼で患者さんをしっかり看ていきましょう。 -
術後のチェックポイント 08 ドレーン管理
11巻2号(2009);View Description Hide Description術後腹腔内に貯留する液などを排液することを、腹腔ドレナージと言います。ドレーン管理には、その目的と種類を理解することがたいせつです。ドレーン管理およびドレナージの目的や方法を理解しておくことが、術後、異常の早期発見・対処へとつながります。 -
術後のチェックポイント 09 創部管理
11巻2号(2009);View Description Hide Description創部は外科的手術がなされると必ず形成されるもので、創感染は術後合併症のなかでも最も頻度が高いといわれています。どの創部でも炎症期・増殖期・成熟期の3過程を経て治癒するため、その過程を理解し、感染兆候の早期発見・対処に努めなければなりません。今回は一般的な手術切開創(一次縫合創)について説明します。 -
術後のチェックポイント 10 せん妄、精神障害
11巻2号(2009);View Description Hide Description術後せん妄は、直接的には手術の侵襲によって引き起こされます。手術時間、出血量、術中に抗コリン薬や麻酔を使用など侵襲が大きいほど、起こりやすくなります。それらに加えて、患者さんの素因(高齢、既往歴、脳器質性疾患、薬物、アルコール)なども含まれます。 -
術後のチェックポイント 11 食事(栄養)
11巻2号(2009);View Description Hide Description外科手術と栄養は深い関係があります。低栄養になると、免疫機能の障害により術後感染症の発生頻度が高くなる、創傷治癒遅延が生じる、消化管の縫合不全が生じるなど、術後の回復に影響が出ます。特に、食べ物を消化・吸収、排泄する役割をもつ消化器系の手術の場合は、栄養状態や食事摂取に伴う問題点や排泄の状況を把握し、対処する必要があります。 -
術後のチェックポイント 12 注意すべき患者
11巻2号(2009);View Description Hide Description外科的療法においては、急激な身体状況の変化がもたらされます。ナースは、患者さんが主体的に回復過程を進めるよう援助していきますが、その際、特に注意を要するケースがあります。 -
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特集2
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現場の「どうしよう!?」をスパッと解決! ME機器110番! 輸液ポンプ・シリンジポンプ編
11巻2号(2009);View Description Hide Description臨床実習で先輩ナースが輸液ポンプやシリンジポンプを使っている姿を見て、「学校では習っていないけどできるかな」と自分自身で不安になり、就職したら輸液ポンプの正しい操作方法よりも先にインシデントレポートの書きかたを先輩から習ってしまった方はいませんか?毎年、就職した新人ナースに輸液ポンプやシリンジポンプの操作実習を行っているときに「学生のときに習ったことある?」と聞いても、「見たことはありますが」「よく知りません」というような回答がほとんどです。臨床において使用する機会の多いME機器であるにもかかわらず、それがどのようなME機器であるのか、そしてどのように操作すればよいのか臨床現場に出るまで知らないのが実情です。これは、ほかのME機器に関しても言えることですが……。今回は、「日常使っているけど、ちょっと自信がないなぁ」という方のために、輸液ポンプやシリンジポンプを使用するうえでの「どうしよう!?」を解決できるちょっとしたヒントをお教えします。 -
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手順でわかる 輸液ポンプの「どうしよう!?」は、こうしよう!
11巻2号(2009);View Description Hide Description輸液ポンプの準備から実施までの流れを確認しながら、そこで起こりえる「どうしよう!?」をチェックしましょう。 -
手順でわかる シリンジポンプの「どうしよう!?」は、こうしよう!
11巻2号(2009);View Description Hide Descriptionシリンジポンプの準備から実施までの流れを確認しながら、そこで起こりえる「どうしよう!?」をチェックしましょう。
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臨床連載
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臨床で出会う 今さら聞けない!フィジカルアセスメント 末梢循環不全
11巻2号(2009);View Description Hide Descriptionひな子さんは、今度手術を受けられるA さんに、弾性ストッキングの説明をしています。 -
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ベッドサイドで学べる ドクター石橋のミラクルボックス心電図 やっぱりP波にいてほしい
11巻2号(2009);View Description Hide Description教科書を何度読んでも、実際に心電図を見ると、「何がなんだかわからなくなる!」というあなた。ベッドサイドで遭遇する心電図を事例に、どう読み解くか、学んでいきましょう。初級編・中級編、それぞれのレベルに合わせて読んでください。/Wさん 17歳男性 高校のクラブ活動で骨折したWさん。整形外科での心電図で不整脈を指摘されましたが、特に問題なく手術は終了しています。 -
ナース130万人の看護力検定 あなたの実力を腕だめし 褥瘡ケアのハウツー編
11巻2号(2009);View Description Hide Description学校では習ったけれど、ふと忘れてしまった知識・技術はありませんか?でも、周囲には今さら恥ずかしくて聞けない。自分の看護力にいまひとつ自信がもてないというあなた、「看護力検定」の問題を解いて、本当の実力をためしてみましょう。 -
キラリ★現場のアイデアグッズ スルッとはける君
11巻2号(2009);View Description Hide Description看護の現場では、さまざまに工夫したグッズが日々、提案されています。この連載では、そんなグッズを紹介していきます。モダンホスピタルショウ2008での特別企画「こんなものを作ってみました!—看護のアイデアde 賞—」で準グランプリと医療の質・安全学会第3回学術集会「ベストプラクティス賞最優秀賞」を受賞した作品をご紹介します。 -
あなたの疑問ズバリ答えましょう! ナースを取り巻く今・これから〜どうなってるの?どうなるの?
11巻2号(2009);View Description Hide Description激動する医療・看護を取り巻く環境。ナースのありかた、働きかたはこれからどうなっていくのか?そんな皆さんの不安や疑問に、看護界きっての論客、坂本すが先生と「ズバリ隊」の先生方が答えます。/先生、ズバリ教えて! ナースの意見をきちんと聞いてくれるドクターがまだ少ないと思います。でも、認定看護師などの資格をもっている人には少し態度が違うのも確か。そういう場面を見ると、さらに資格がないと一人前として認められないのかなあと思います。ナースが取る資格についてどう考えたらいいでしょう?
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キャリア&ライフ
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キャリア向上↑計画 認定看護師Q&A 乳がん看護認定看護師
11巻2号(2009);View Description Hide Description同じ女性として乳がん患者さんから学ぶことが多い/専門的な知識をもって、患者さんの生活に根ざした支援を行いたいと、認定看護師の資格を取得した金澤さん。取得後は、外来での活動を軸に、病棟・在宅での患者さんにもかかわり、院外では研修の講師などとして活躍する。資格を取得するまでと、取得してからの違い、乳がん看護の魅力について、お話を伺った。 -
緒方さやかのアメリカNP医療事情 〜スペイン語を話すニューヨークの友〜
11巻2号(2009);View Description Hide Description1960年代、アメリカの医師不足を補うために誕生したナースプラクティショナー(NP)。日本ではまだなじみの薄い職種ですが、ナースがより専門性を発揮できる領域として、注目を浴びつつあります。現在、アメリカでNPとして働く緒方さやかさんが、NPの仕事とアメリカ医療について語ります。
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メンタル
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先輩ナースのお悩み解決! 現場で使えるコーチングスキル〈応用編〉 目標達成のモチベーションをより引き出すためには?
11巻2号(2009);View Description Hide Descriptionスマ子は、まめ子のプリセプティ。今度の地区の看護研究会で、まめ子が病院代表として発表することになりました。学生時代の文化祭の演劇で、大恥をかいたトラウマをもつまめ子は、人前で話すことが大の苦手。逃げ腰になるまめ子から、スマ子はコーチングスキルを駆使して、なんとかやる気を引き出そうとしています。前回は発表することのメリット・デメリットを明確にして、まめ子の人前で話す恐怖を解消しましたが、今回は、どんな問題が持ち上がるのでしょうか? -
メンタルサポートかけこみ寺
11巻2号(2009);View Description Hide Description仕事の悩み、家庭の悩み、人間関係……疲れたあなたに精神科ナース熊さんが優しく手を差し伸べます/高齢者や認知症、精神疾患などの患者さんの話を傾聴することの難しさを感じています。さらに忙しくてゆっくり傾聴ができないので、イライラすることが多いです。
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