スマートナース
Volume 11, Issue 4, 2009
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トピックス
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今月の気になるニュースななめよみ!
11巻4号(2009);View Description Hide Description看護学の指導者、医学ジャーナリスト、現場のナースの視点から、ちょっと違った切り口で、医療・看護に関するニュースの読みかたを紹介してもらいます。/「派遣切り=違法」ではないが……/高齢者と若者の共存 -
看護の「今」がわかる! NURSE TREND ここが押さえどころ 1 ジェネリック医薬品
11巻4号(2009);View Description Hide Description「これだけは知っておいてください」 -
看護の「今」がわかる! NURSE TREND ここが押さえどころ 2 タッチング
11巻4号(2009);View Description Hide Description「患者さんに寄り添い、自然な身体に近づける」
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特集1
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正常・異常がわかる 新人ナースのためのバイタルサインの取りかた・見かた
11巻4号(2009);View Description Hide Description看護基礎教育で習ったバイタルサインの測定。臨地実習では、実際に患者さんのバイタルサインを測定した経験をもつフレッシュナースも多いことでしょう。バイタルサインの測定は、患者さんの状態を知るための観察の基本です。しかし、実際に病棟に配属されるとさまざまな患者さんがいて、測定方法の選択や測定結果のアセスメントに「おや?」と思うことも多いのではないでしょうか。今回の特集では、バイタルサインの意味や考えかた、基本的な測定方法と臨床実践での応用的な測定方法やその注意点、アセスメントを中心に説明します。 -
<基礎編>あなたの理解は大丈夫? バイタルサイン測定の技術と知識を徹底おさらい
11巻4号(2009);View Description Hide Description「体温、呼吸数、血圧、脈拍数」が一般的には基本のバイタルサインですが、加えて血糖値や尿量、意識レベルなど、個々の患者さんにとってそのとき問題となっているバイタルサインの見極めが必要です。また、それぞれのバイタルサインはただ確認すれば良いというものではないことを意識したうえで、患者さんのケアにあたることが重要です。 -
<基礎編>あなたの理解は大丈夫? (1)呼吸
11巻4号(2009);View Description Hide Description私たちの身体は、生命を維持するために体外から酸素を取り入れ、代謝産物として二酸化炭素を排出します。この機能を呼吸といい、外呼吸では体外と肺胞、内呼吸では血液と組織間で酸素と二酸化炭素の交換をするのです。 -
<基礎編>あなたの理解は大丈夫? (2)脈拍
11巻4号(2009);View Description Hide Description比較的測定方法の簡単な脈拍ですが、電子血圧計など数字だけに頼りすぎず、そのリズムや動脈の弾性など、よく患者さんを観察し、実際に指で触れてこそわかることもあります。脈拍測定で必要なのは回数だけではありません。 -
<基礎編>あなたの理解は大丈夫? (3)心拍
11巻4号(2009);View Description Hide Description心拍の測定でたいせつなのは1分間の回数と正しいリズム。明らかに頻脈や徐脈であったり、患者さんがふだんはない症状を自覚している場合には、ただちにSpO2と血圧を測定し、心電図を装着して観察を継続しましょう。 -
<基礎編>あなたの理解は大丈夫? (4)血圧
11巻4号(2009);View Description Hide Description基本的な測定方法を、基本的な手技に忠実に則って行うことが重要な血圧測定。末梢静脈ラインを留置している患者さんの場合には、測定部位について注意しなければならないポイントがいくつかあります。 -
<基礎編>あなたの理解は大丈夫? (5)体温
11巻4号(2009);View Description Hide Description一般の人にとっても身近な体温測定ですが、ナースに求められるのは正しい測定方法で正しい数値を得ること、そして数値の変化に対して、何が原因となっているのかなどを見抜くことができる視点のもちかたです。 -
<基礎編>あなたの理解は大丈夫? (6)意識
11巻4号(2009);View Description Hide Description意識の評価には、グラスゴー・コーマ・スケールまたはジャパン・コーマ・スケールが使われますが、ただそれに則って評価するだけでは、本当の患者さんの状態を知ることはできません。それぞれの特徴と注意点を覚えておきましょう。 -
<基礎編>あなたの理解は大丈夫? (7)尿量
11巻4号(2009);View Description Hide Description尿量を測ること自体は難しいことではありません。なぜ尿量を測るのか、尿量は何を反映するか、何に影響されるかといった視点をもって、患者さんを観察することがたいせつです。 -
<実践編>あなたの理解は大丈夫? バイタルサイン測定は、適切な項目を適切な頻度で
11巻4号(2009);View Description Hide Descriptionなぜバイタルサインを測定するのか、この患者さんにとって今、どのバイタルサインが重要なのか、といった目的を理解しなければ、単なるルーティンワークになってしまいます。今一度、バイタルサインの測定が、患者さんの回復に大きく影響することを見直してみましょう。 -
<実践編>あなたの理解は大丈夫? (1)頭痛
11巻4号(2009);View Description Hide Description頭痛は日常的にみられる症状で、多くの人が経験していると思われます。頭痛は、ほかに頭痛を引き起こす基礎疾患が認められない一次性頭痛と、なんらかの疾患により発生する二次性頭痛とに区別されます。 -
<実践編>あなたの理解は大丈夫? (2)胸痛
11巻4号(2009);View Description Hide Description胸痛は、頭痛や発熱と異なり、日常的にはそれほどしばしば経験されないものと思われます。純粋に痛みのみを指すわけではなく、絞扼感や圧迫感をも含めて胸痛と表現されることが多々あります。胸部疾患のみならず急性膵炎や胆?炎などの上腹部臓器の疾患が、胸痛の原因となることもあります。 -
<実践編>あなたの理解は大丈夫? (3)呼吸困難
11巻4号(2009);View Description Hide Description呼吸することへの苦痛、不快感、努力感が生じたときに自覚する症状を、総称して「呼吸困難」と言います。生体が示す危機的なサインの1つで、原因は呼吸器系の疾患だけでなく、心疾患、甲状腺疾患、代謝性疾患など多様です。 -
<実践編>あなたの理解は大丈夫? (4)意識障害
11巻4号(2009);View Description Hide Description意識には意識レベルと認知内容がありますが、単に意識障害という場合には、一般に意識レベルの低下を意味することが多いです。正常な意識レベルの維持には、正常に機能する脳神経細胞と、これが正常に機能するに足るコンディションが必要です。なお、意識障害の原因は必ずしも頭蓋内の病変によらないことに留意しましょう。 -
<実践編>あなたの理解は大丈夫? (5)ショック
11巻4号(2009);View Description Hide Descriptionショックとは、急性の循環障害で、血圧の低下により組織灌流圧が下がり、全身の組織に必要十分な酸素と栄養を送ることができない状態を言います。体細胞の機能維持に必要な酸素と栄養が欠乏するため代謝障害が起こり、ショック状態が遷延すると臓器障害に進展します。 -
<実践編>あなたの理解は大丈夫? (6)めまい
11巻4号(2009);View Description Hide Descriptionめまい(眩暈)は、体の平衡機能をつかさどる内耳や前庭神経、脳の障害などによって平衡感覚が保てず、天井が回ったような、または体が浮いたような不快な動きを感知してしまう症状です。 -
<実践編>あなたの理解は大丈夫? (7)体温異常
11巻4号(2009);View Description Hide Description体温の異常は日常診療のなかでも出合う機会が多く、病気にかかる前の兆しとしてのほか、回復の過程を予測する指標としても非常に重要です。体温異常は、高体温と低体温に分けられますが、今回はおもに高体温について述べます。 -
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臨床連載
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臨床で出会う 今さら聞けない!フィジカルアセスメント リンパ節のアセスメント
11巻4号(2009);View Description Hide Descriptionひな子さんは、退院を明日に控えているのに、発熱してしまった30歳の女性患者Dさんと話しています。 -
キラリ★現場のアイデアグッズ 柵コール
11巻4号(2009);View Description Hide Description看護の現場では、さまざまに工夫したグッズが日々、提案されています。この連載では、そんなグッズを紹介していきます。今回はモダンホスピタルショウ2008での特別企画「こんなものを作ってみました!—看護のアイデアde 賞—」で準グランプリを受賞した作品をご紹介します。 -
ドクター石橋の 見える! わかる! バイタルサイン【新連載】 血圧の正体
11巻4号(2009);View Description Hide Description患者さんを看るうえで、基礎中の基礎であるバイタルサイン。本当のところ、体内のどんな仕組みによって現れる数値なのでしょうか? イラストで理解しましょう! -
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救急ドクターがあなたに伝授 もっと読みたくなる! やさしい画像の見かた【新連載】 肝損傷がわかる!
11巻4号(2009);View Description Hide Description異常画像の読影は正常画像との壮大な「間違い探し」です。毎回、正常と異常を見比べて、違いのわかるナースになってください! -
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あなたの疑問ズバリ答えましょう! ナースを取り巻く今・これから〜どうなってるの?どうなるの?
11巻4号(2009);View Description Hide Description激動する医療・看護を取り巻く環境。ナースのありかた、働きかたはこれからどうなっていくのか?そんな皆さんの不安や疑問に、看護界きっての論客、坂本すが先生と「ズバリ隊」の先生方が答えます。/先生、ズバリ教えて! 人事異動の季節です。私の病棟にも新しい師長が来たのですが、勤務表を見て愕然。前の師長のときには、連続休暇もつけてくれていたのに、今度の師長はそれを許してくれないようです。おかげでやる気が失せそうです。師長に掛け合うのに、何か良い方法はないでしょうか?
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特集2
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怒られて育つ? ほめて伸ばす? みんなはどうしてる? 悩める先輩に贈る新人指導講座
11巻4号(2009);View Description Hide Description4月、いよいよ新人ナースがやってきます!現場では準備に大忙し、新人を任される先輩はドキドキしているころでしょうか?今回の特集では、新人指導で何に困っているのか、皆さんの本音トークをご紹介するとともに、新人と指導者はわかりあえないのか? どうすればうまくいくのか? そのヒントを探りたいと思います。ぜひ、これからの新人指導に役立ててください! -
アンケート結果紹介 新人指導 みんな、何に困っている?
11巻4号(2009);View Description Hide Description新人さんがやってくる季節になりました!先輩ナースたちは、新人指導のどんなことで困っているのでしょう? また、どうすればうまくいくと考えているのでしょうか? ここでは、そのヒントをアンケートから探ってみます。 -
まずは理解しよう! 新人が感じる葛藤の原因 傾向と対策
11巻4号(2009);View Description Hide Descriptionアンケートでは、新人指導に悩む先輩たちの本音や組織への不平不満がみられました。しかし、ちょっと待ってください。皆さんにも新人時代があったはず。どうして、新人を生意気と思ったり、コミュニケーションがとれないと感じるのでしょうか?ここでは、長く看護の教育現場の指導にあたってこられた永井則子さんに、先輩と新人のすれ違いがどうして起こるのか、新人の考えかたを中心に解説していただきます。 -
先輩ナースのセキララ座談会 新人指導の何が悩み? どうすればうまくいく?
11巻4号(2009);View Description Hide Description7対1看護の影響を受けて、現場も忙しくゆとりはないのに、たくさん新人が入ってくる、また新人は大事に育てろと言われ、指導にあたる先輩ナースたちも戸惑ったり悩んだり。ここでは、新人への思い、また、病院の体制に対する本音、自分たちの新人時代を振り返って、どうすればより良い関係が築けるのか、新人指導経験者である3 人のナースに集まっていただきました!
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キャリア&ライフ
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現場スタッフが知っておきたい 事例とマンガでわかる! 仕事にまつわるお金の話【新連載】 スタッフに診療報酬なんて関係ない!?
11巻4号(2009);View Description Hide Description看護業務一つひとつに設定されている診療報酬ですが、請求漏れが日常的に起きていることをご存じですか? ナースが算定される業務内容を把握し、正しく請求をかけることで、病院の適性な収入につながり、ひいてはそれが自分たちの職場環境を改善することにもなります。最低限知っておきたい診療報酬の基礎知識を解説します。 -
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キャリア向上↑計画 認定看護師Q&A 小児救急看護認定看護師
11巻4号(2009);View Description Hide Descriptionまるで母親のように青年期へと向かう患者を見守る/小さいころからナースを目指し、子ども好きだったと語る森下さん。とにかく多くの子どもに接したいと、臨床にこだわり、より良い小児看護技術・知識を身に付けるために、教育課程を受けた。認定看護師となった今、どのような目標を立てているのだろうか。お話を伺った。 -
緒方さやかのアメリカNP医療事情 〜処方鎮痛薬:使用か、乱用か?〜
11巻4号(2009);View Description Hide Description1960年代、アメリカの医師不足を補うために誕生したナースプラクティショナー(NP)。日本ではまだなじみの薄い職種ですが、ナースがより専門性を発揮できる領域として、注目を浴びつつあります。現在、アメリカでNPとして働く緒方さやかさんが、NPの仕事とアメリカ医療について語ります。
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メンタル
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先輩ナースのお悩み解決! 現場で使えるコーチングスキル〈応用編〉 マイ・アクションプランの設定 その(2)
11巻4号(2009);View Description Hide Descriptionスマ子はまめ子のプリセプター。コーチングを学びながら、一生懸命サポートしています。今度の看護研究会で、まめ子が病院代表として発表することになりました。学生時代の文化祭の演劇で大恥をかいたトラウマをもつまめ子は、人前で話すことが大の苦手。そんなまめ子を、スマ子はコーチングスキルを駆使して、やる気をアップさせながらサポートに奮闘しています。ようやくカルテの整理も終わり、スライドを作る段階に入ってきましたが……。 -
メンタルサポートかけこみ寺
11巻4号(2009);View Description Hide Description仕事の悩み、家庭の悩み、人間関係……疲れたあなたに精神科ナース熊さんが優しく手を差し伸べます/わかっているのかわかっていないのか、ハッキリした返事をしない新人ナースに対して、どのような対応をしたら良いのでしょう?助言や注意をすると不機嫌そうな顔をします。
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