スマートナース
Volume 11, Issue 7, 2009
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トピックス
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今月の気になるニュースななめよみ!
11巻7号(2009);View Description Hide Description看護学の指導者、医学ジャーナリスト、現場のナースの視点から、ちょっと違った切り口で、医療・看護に関するニュースの読みかたを紹介してもらいます。/宿直って「勤務」じゃないの?/救急を巡る問題の奥は深い -
看護の「今」がわかる! NURSE TREND ここが押さえどころ 1 成年後見制度
11巻7号(2009);View Description Hide Description『増加する医療現場とのかかわり』 -
看護の「今」がわかる! NURSE TREND ここが押さえどころ 2 再生医療の今
11巻7号(2009);View Description Hide Description『注目が集まる幹細胞—日本再生医療学会総会より』
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特集1
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夜勤に自信がつく! 急変予測と対応の第一歩
11巻7号(2009);View Description Hide Description夜勤のときは、新人や若手はもちろん、経験を積んだナースでさえ緊張や不安を強いられるものです。でも、もし患者さんの訴えや症状から急変を予測できれば、突然のことにパニックに陥って、何をすればいいのかわからない……なんてことは避けられますし、また勤務時の緊張や不安も和らぐはず。今回の特集では、急変を予測するポイント、そして急変を発見した際の対応法について取り上げます。 -
基礎編 夜勤時の不安をクリアしよう
11巻7号(2009);View Description Hide Descriptionナースという職業に夜勤はつきものですが、仕事にまだ慣れないうちに生活のリズムが不規則になることは、さまざまな不安の原因になるのだと思います。また、病院の機能も日中とは異なっていますので、せっかく覚えた対応方法が通用しない……ということもあるでしょう。しかし、患者さんは目の前にいて、突然変化することもあるのです。そのときのために少しでも落ち着いて行動できるようにしましょう。 -
実践編 患者のリスク別 夜勤の急変事例から学ぶ急変予測 (1)術後閉塞症 術後に意識を失った!
11巻7号(2009);View Description Hide Description手術は特に問題なく終了した患者さんが痛みを訴える、あるいは出血があるなどの症状が出ることがあります。そのような目に見える症状がある場合はその程度や範囲を観察し、医師に報告をするなど比較的対処しやすいのですが、手術後これといった症状がなく、巡視に行ったら意識がない、ということもあります。 そんなとき、「なぜ?」という思いが先にたち、呆然としてしまうかもしれません。このような事例では何を考えてどう行動すれば良いのでしょうか。 -
実践編 患者のリスク別 夜勤の急変事例から学ぶ急変予測 (2)アナフィラキシーショック 化学療法中の急変?!
11巻7号(2009);View Description Hide Description入院時の病歴聴取で必ず聞く項目に、アレルギーがあります。食物、薬剤でアレルギーがある場合は、大きく表示される、データ上禁止項目が働くなど、アレルゲンを患者さんに与えることのないような配慮がされていると思います。一時期まで抗生剤はすべて皮内反応によるテストを行っていましたが、信頼性が低いことから、厚生労働省通達により全面中止になりました。しかし、アレルギー反応に対して迅速に対応できるように準備対処するようにという補足付きです。 -
実践編 患者のリスク別 夜勤の急変事例から学ぶ急変予測 (3)痰による気道閉塞 人工呼吸器装着中に心拍低下?!
11巻7号(2009);View Description Hide Description人工呼吸器は生命維持に直結する医療機器です。人工呼吸器装着に伴う急変を予測・回避するためには患者さんへのケアと気管チューブや人工呼吸器回路などの人工気道および人工呼吸器そのものを管理することと、なにより装着中の患者さんを観察することが重要です。人工呼吸器装着中の患者さんの急変は、まず人工呼吸器は正しく作動していること、そして人工呼吸器によるトラブルがないことを確実に確認します。人工呼吸器に示されるアラームや各種モニターのアラーム、示す値はあくまでもモニター値であり、基本は患者さんを見て聞いて触ることが重要です。 -
実践編 患者のリスク別 夜勤の急変事例から学ぶ急変予測 (4)急性硬膜外血腫 骨折で入院した患者さんが意識を失った!
11巻7号(2009);View Description Hide Description高齢者が日常の生活のなかで、うっかり転んで骨折で入院することも少なくありません。骨折の程度はさまざまで、手術の適応のあるものから、介達牽引で安静の場合もあるでしょう。当然、骨折に対する治療やその観察、ケアを中心に進んで行きますが、突然患者さんの意識状態が悪くなったら何を考えますか? -
実践編 患者のリスク別 夜勤の急変事例から学ぶ急変予測 (5)せん妄はストレスだけではない 突然の夜間せん妄!
11巻7号(2009);View Description Hide Description患者さんにとって入院や手術という状況の変化はストレスとなります。しかし、ストレスはその受け手のストレス耐性によってダメージは異なります。そのダメージは、言葉や表情で表出できていれば早期介入も可能ですが、突然せん妄という形で表面化することもありなかなか見つけにくいものです。せん妄は、患者さんの身体的安全も脅かす危険性があるため、早期に察知し、対処が必要です。 -
実践編 患者のリスク別 夜勤の急変事例から学ぶ急変予測 (6)高アンモニア血症 夜間のトイレ移動で昏睡状態?!
11巻7号(2009);View Description Hide Description夜間、患者さんが何回かトイレに行ったからといって、それが急変につながるとはなかなか想像のできることではないかもしれません。しかし、もし患者さんの病態の特徴をもっと良く知っていたら、患者さんの発していた危険のサインを見逃していなかったら、ということも少なくありません。 -
実践編 患者のリスク別 夜勤の急変事例から学ぶ急変予測 (7)抗うつ薬の副作用 急性アルコール中毒で心室細動?
11巻7号(2009);View Description Hide Description急性アルコール中毒で救急搬送された患者さんは、基本的に経過観察入院になることがあります。アルコールによる酩酊状態であれば、アルコールが排泄されればすっきりと目を覚まし、何事もなかったかのように退院するはずです。しかし、アルコールによる意識障害だと思い込んでいると隠れた危険性が含まれていることがあります。 -
実践編 患者のリスク別 夜勤の急変事例から学ぶ急変予測 (8)脳血管障害 吐血・頭痛を訴えていた患者さんが意識消失!
11巻7号(2009);View Description Hide Description症状を疾患と1:1で結び付けすぎることは、その症状から考えられるいくつかの危険な状態を見逃すことになります。また、目で見える変化だけに注目すると、そのほかの状態や可能性が見えなくなってしまいます。患者さんの苦痛(痛み)や変化は1つずつ丁寧に耳を傾けることが重要です -
実践編 患者のリスク別 夜勤の急変事例から学ぶ急変予測 (9)異物による窒息 面会時間終了後の小児が窒息!
11巻7号(2009);View Description Hide Description小児科病棟には、基礎疾患も多様で、乳児期、幼児期、学童期など体格もさまざまな小児が入院しています。また、小児は主訴など体調の悪さや、自分のことを表現できない場合も多く、情報収集の難しさがあります。基本的なフィジカルアセスメントが必要です。 -
実践編 患者のリスク別 夜勤の急変事例から学ぶ急変予測 (10)頭蓋内出血、弛緩出血によるショック 妊婦の急変対応!
11巻7号(2009);View Description Hide Description妊娠、出産は、合併症なく経過することが大半ですが、なにか1つ歯車が狂うような出来事が起きると、かなり生命の危機に迫った状態に陥りやすくなります。また、胎児や新生児と母体の両方を観察する必要があるなど、特殊な状況があるために急変発生時は、チームワークと役割分担に尽きます。2例について示します。 -
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臨床連載
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臨床で出会う 今さら聞けない!フィジカルアセスメント 気管内吸引時のアセスメント
11巻7号(2009);View Description Hide DescriptionGさんは、脳出血後の意識レベルが低下し、気管切開を行っている患者さんです。痰が多く、気道のクリアランスの必要があります。 -
キラリ★現場のアイデアグッズ 足台付き車いす
11巻7号(2009);View Description Hide Description看護の現場では、さまざまに工夫したグッズが日々、提案されています。この連載では、そんなグッズを紹介していきます。今回はモダンホスピタルショウ2008での特別企画「こんなものを作ってみました!—看護のアイデアde 賞—」で佳作を受賞した作品をご紹介します。 -
ドクター石橋の 見える! わかる! バイタルサイン 酸塩基平衡の正体
11巻7号(2009);View Description Hide Description患者さんを看るうえで、基礎中の基礎であるバイタルサイン。本当のところ、体内のどんな仕組みによって現れる数値なのでしょうか? イラストで理解しましょう! -
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救急ドクターがあなたに伝授 もっと読みたくなる! やさしい画像の見かた イレウスがわかる!(腹部レントゲン編)〜小腸ガスを探せ!!〜
11巻7号(2009);View Description Hide Description異常画像の読影は正常画像との壮大な「間違い探し」です。毎回、正常と異常を見比べて、違いのわかるナースになってください! -
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あなたの疑問ズバリ答えましょう! ナースを取り巻く今・これから〜どうなってるの?どうなるの?
11巻7号(2009);View Description Hide Description激動する医療・看護を取り巻く環境。ナースのありかた、働きかたはこれからどうなっていくのか?そんな皆さんの不安や疑問に、看護界きっての論客、坂本すが先生と「ズバリ隊」の先生方が答えます。/先生、ズバリ教えて! 看護師国家試験の出題基準が来年から変わると聞きました。具体的には何がどう変わるのでしょうか?また、なぜそのように変える必要があるのでしょう?
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特集2
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現場の悩み 解決します! 術後・経管栄養患者の口腔ケア Q&A
11巻7号(2009);View Description Hide Description口腔内の清潔ケアは、一見簡単に見える看護技術です。しかし、看護教育の指導者であるヴァージニア・ヘンダーソンの『看護の基本となるもの』のなかに、「歯を磨くこともごく簡単なことであると多くの人は思っているが、意識を失っている人の口腔を清潔に保つことは非常に難しくまた危険な仕事であり、よほど熟練した看護師でないと有効にしかも安全に実施できない。実際、患者の口腔内の状態は看護のケアの質を最もよく表すもののひとつである」と記し、重要性と難しさを述べています。口腔内の清潔ケアは、口腔がもっている咀嚼、嚥下、唾液の分泌、自浄作用などの生理的機能だけでなく、会話をする顔貌や審美性をつくる、コミュニケーションなど統合的な働きを維持し、改善するための援助となります。しかし、疾患や機能障害、高齢者など自分自身でセルフケアが実施できない場合、口腔内を清潔に保つこともできず、結果、二次的合併症を引き起こすことにもなりかねません。近年、医療の高度化やう歯(虫歯)・歯周病などの予防、人工呼吸器装着中の肺炎防止など、臨床での口腔ケアの重要性は日々高まっていると感じます。 -
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キャリア&ライフ
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現場スタッフが知っておきたい 事例とマンガでわかる! 仕事にまつわるお金の話 実際の診療のなかでは、どんなふうに診療報酬が発生しているの?
11巻7号(2009);View Description Hide Description看護業務一つひとつに設定されている診療報酬ですが、請求漏れが日常的に起きていることをご存じですか? ナースが算定される業務内容を把握し、正しく請求をかけることで、病院の適性な収入につながり、ひいてはそれが自分たちの職場環境を改善することにもなります。最低限知っておきたい診療報酬の基礎知識を解説します。 -
ナースのいる場所 〜 It's my job style 〜 東京ヴェルディ スタッフナース
11巻7号(2009);View Description Hide Description選手たちが最高のプレーをできるよう看護にとどまらないケアで支える/病院内外でのナースの働きかたはじつにさまざま。「こんな働きかたもある」と、少し違ったかたちで活躍するナースを紹介します。あなたも自分だけのジョブスタイルを見つけてみては? -
キャリア向上↑計画 認定看護師Q&A 訪問看護認定看護師
11巻7号(2009);View Description Hide Description訪問看護は「今」が勝負。看護の実力が問われるやりがいのある仕事/復職後に携わった訪問看護の仕事が、自分の求める看護の理想に近かったと話す團野さん。訪問看護のエキスパートを目指すべく、昨年、訪問看護認定看護師資格を取得した。もっと訪問看護を広めたいと語る團野さんの足跡と今後について伺った。 -
緒方さやかのアメリカNP医療事情 〜救急車を呼ばないで!〜
11巻7号(2009);View Description Hide Description1960年代、アメリカの医師不足を補うために誕生したナースプラクティショナー(NP)。日本ではまだなじみの薄い職種ですが、ナースがより専門性を発揮できる領域として、注目を浴びつつあります。現在、アメリカでNPとして働く緒方さやかさんが、NPの仕事とアメリカ医療について語ります。
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メンタル
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疲れているあなたのための セルフサポートコーチング 〜心は充電池〜 やる気がでないときの自己チェック方法
11巻7号(2009);View Description Hide Descriptionスマ子は28歳。ここ1年、スマ子はプリセプターとして、プリセプティのまめ子を懸命にサポートしてきました。スマ子のがんばりのおかげで、まめ子は看護研究会の発表も成功し、ようやく独り立ちすることに。ほっとしたスマ子でしたが、中堅ナースとしてのハードな仕事、そして28歳という微妙なお年ごろも加わって、最近、ちょっぴりメンタル不安定に……。これからの連載では、そんなスマ子の元気をサポートするために必要な「セルフ・メンタルヘルス法」について、私の提案しているメソッド「セルフサポートコーチング」を中心に、解説していきたいと思います。 -
メンタルサポートかけこみ寺
11巻7号(2009);View Description Hide Description仕事の悩み、家庭の悩み、人間関係……疲れたあなたに精神科ナース熊さんが優しく手を差し伸べます/ほかのナースは長期休暇を取ってリフレッシュしているようですが、私は特に趣味がないので、リフレッシュのしかたがわかりません……。
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