プロフェッショナルがんナーシング
Volume 2, Issue 4, 2012
Volumes & issues:
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目次
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緩和ケア特集
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1.がん疼痛の薬物療法の基本概念
2巻4号(2012);View Description Hide Description本稿では、がん疼痛に対して用いる薬剤の全体像を整理したいと思いますが、その前にまず、薬物療法を考えるうえで必要ながん疼痛の基礎知識について簡単におさらいしておきたいと思います。 -
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治療に伴う看護特集
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2.有害事象別看護 (1)粘膜症状
2巻4号(2012);View Description Hide Description放射線粘膜炎は、口腔粘膜、咽頭粘膜、鼻腔粘膜、食道粘膜、膀胱粘膜、腸管粘膜などが照射されることで発生します。これらの粘膜は、比較的放射線感受性の高い臓器であるため、放射線により上皮細胞の再生が障害され、炎症を起こします1)。照射部位により、口内痛、咽頭痛、嗄声、鼻出血、嚥下時痛、頻尿や排尿時痛、下痢などの症状として出現します。本稿では、特に、頭頸部がん放射線治療において発生頻度が高く、重症化することで知られる口腔粘膜炎について記します。 -
3.有害事象別看護 (2)皮膚障害
2巻4号(2012);View Description Hide Description一般的な放射線治療(外照射)の場合、放射線は必ず皮膚を通過することになります。つまり放射線治療を受ける患者は、少なからず放射線皮膚炎を経験するといえます。出現する症状の程度や時期・部位については、治療側の要因(放射線の種類・照射方法・エネルギー・総線量など)や患者側の要因(年齢、膠原病や糖尿病の既往、化学療法の併用など)により影響を受けますが、基本的な発生機序・症状の経過を把握しておくことは放射線治療を受ける患者の看護を行なううえで不可欠といえます。 -
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5.有害事象別看護 (4)肺臓炎
2巻4号(2012);View Description Hide Description胸部の腫瘍である肺がん、乳がん、食道がん、悪性リンパ腫、胸椎などの放射線照射では、非感染性の肺臓炎(図1)が起こることがあります。また胸部の照射だけでなく、下咽頭腫瘍でも肺尖部が照射範囲に入る場合には、同様に肺臓炎を起こす可能性があります。肺は耐用線量が低く、照射はできるだけ正常な肺を避けるような治療上の工夫がなされますが、治療計画上避けられない場合には、感染を予防し重篤化を回避するためのケアが重要となります。 -
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7.有害事象別看護 (6)放射線宿酔
2巻4号(2012);View Description Hide Description放射線治療は局所治療であるため全身的な反応を示すことは少ないです。しかし、照射開始後から出現し1 週間程度で消失する船酔い様の症状を示す放射線宿酔は、照射部位に関係なく、また治療患者に共通して起こる可能性のある症状です。
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視野を広げる特集
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