プロフェッショナルがんナーシング
Volume 4, Issue 6, 2014
Volumes & issues:
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目次
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治療に伴う看護特集 【分子標的薬の副作用ケアガイド速習講座Q&A 分子標的薬の副作用 ポイントミニブックつき】
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緩和ケア特集 【がん患者の嘔気・嘔吐のマネジメント&ケア決定版 “消化器症状の緩和に関するガイドライン”のエッセンスつき】
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others
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Report 第12回日本臨床腫瘍学会学術集会
4巻6号(2014);View Description Hide Description2014年7月17日(木)~ 19日(土)に、福岡市にて第12回日本臨床腫瘍学会学術集会が開催されました。今回の学会テーマは“ 包括的にがん医療を考える~橋渡し研究、がん薬物療法からサバイバーシップまで~ ”。創薬候補物質を臨床まで持っていくまでの橋渡し研究、増加傾向にある高齢がん患者、がんサバイバーまで、包括的にがん医療を行なうための方策について幅広く議論が交わされました。梅雨明け前の開催で雨も心配されましたが、会期中は抜けるような晴天が続き、会場の熱気が梅雨の厚い雲を晴らしたかのようでした。ここでは、スペシャルセッション、一般演題の一部を紹介します。 -
Report 第52回日本癌治療学会学術集会
4巻6号(2014);View Description Hide Description2014年8月28日(木)~ 30日(土)に、横浜市にて第52回日本癌治療学会学術集会が開催されました。今回の学会テーマは“愚直なる継続:Breaking new ground through perseverance”。学会長である竹之下誠一氏(福島県立医科大学)が本学会を通して、がん制圧だけでなく、震災後の福島の現状を打破するために、真摯な姿勢で努力しつづけたいという思いが込められています。ここでは、口演・示説の一部を紹介します。 -
Report 第39回リザーバー研究会
4巻6号(2014);View Description Hide Description2014年9月5日(金)~ 6日(土)、奈良ホテル(奈良市)で、末吉智氏(ゲートタワーIGT クリニック)当番世話人のもと、第39回リザーバー研究会が開催されました。会場では演者・参加者とも(医師も看護師も)和気あいあいと、ときには論戦も交え、中心静脈リザーバー(CVポート)や肝動注リザーバーをとりまく治療・管理・看護について、熱のこもったディスカッションが行なわれました。ここでは、看護がテーマのシンポジウムと一般演題から一部を紹介します。 -
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視野を広げる特集 【診療報酬“算定漏れゼロ”のための看護のポイントはやわかり チェックリストで算定漏れを防ごう!】
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総論 診療報酬改定の傾向からみるがんナースが押さえておきたいポイント ~がん看護はどう変わる?何が求められているの?~
4巻6号(2014);View Description Hide Description -
①がん患者指導管理料
4巻6号(2014);View Description Hide Description平成22 年に新設された「がん患者カウンセリング料」の名称を変更したものであり、近年がん患者の精神的なケア、抗悪性腫瘍剤の副作用等の管理の重要性が増してきていることから、従来の内容からさらに、医師または看護師が行なう心理的不安を軽減するための面接、および医師または薬剤師が行なう抗悪性腫瘍剤の副作用等の指導管理が評価されたものとなります。 -
②がん性疼痛緩和指導管理料
4巻6号(2014);View Description Hide Descriptionがん性疼痛の症状緩和を目的として麻薬を使用している患者に、WHO 方式のがん性疼痛の治療法(がんの痛みからの解放−WHO 方式がんの疼痛治療法−第2 版)に従って、医師が副作用対策等を含めた計画的な治療管理を継続して行ない、療養上必要な指導を行なった場合に対する評価となります。 -
③リンパ浮腫指導管理料
4巻6号(2014);View Description Hide Descriptionリンパ節郭清の範囲が大きい乳がん、子宮がん、卵巣がん、前立腺がんの手術後にしばしば発症する四肢のリンパ浮腫について、その発症防止のための指導が平成20 年診療報酬改定にて評価されました。また平成22 年診療報酬改定では、より質の高い指導につなげるため、入院中に加えて外来において再度指導を行なった場合に算定することが可能となりました。 -
④外来緩和ケア管理料
4巻6号(2014);View Description Hide Descriptionこの項目は平成24 年に新設された項目です。平成26 年度診療報酬改定では、厚生労働大臣が定める地域にて専従要件が緩和されました。 外来緩和ケア管理料については、医師ががん性疼痛の症状緩和を目的として麻薬を投与している外来のがん患者のうち、疼痛・倦怠感・呼吸困難等の身体的症状または、不安・抑うつなどの精神症状を持つ者に対して、当該患者の同意に基づき、外来において、症状緩和に係る専従の緩和ケアチームによる診療が行なわれた場合に算定することができます。施設基準、通知等はほぼ「緩和ケア診療加算(入院のみ)」と同じになっており、名称のとおり当加算が外来患者のためにあるということになるでしょう。 -
⑤外来放射線照射診療料
4巻6号(2014);View Description Hide Descriptionこの項目は平成24 年に新設された項目です。がん治療領域における放射線治療の患者数は年々増加している背景にありますが、対してその治療を専門的に行なう放射線治療医の増加率は低い状況です。したがって放射線治療の待ち時間が年々増加している現状があり、そのなかで、医師の指示のもとで看護師・放射線技師等で構成されるチームにより外来で観察を実施することを評価したものとなります。 -
⑥緩和ケア診療加算
4巻6号(2014);View Description Hide Description一般病床に入院する悪性腫瘍または後天性免疫不全症候群の患者のうち、疼痛・倦怠感・呼吸困難等の身体的症状または、不安・抑うつなどの精神症状を持つ者に対して、当該患者の同意に基づき、緩和ケアに関する研修を受けた医師を中心とした緩和ケアの経験を有する看護師・薬剤師が一つのチームとなり患者の症状緩和に係る活動を行なった場合の評価となります。 -
⑦肺血栓塞栓症予防管理料
4巻6号(2014);View Description Hide Description平成16 年の診療報酬改定時に新設された項目です。同年の2 月に「肺血栓塞栓症/ 深部静脈血栓症(静脈血栓塞栓症)予防ガイドライン」が作成されました。これは、静脈血栓塞栓症(venousthromboembolism;VTE)の患者が増え、そのなかでも深部静脈血栓症(deep vein thrombosis;DVT)とそれによって起こる肺血栓塞栓症(pulmonary embolism:PE)に対処するためです。
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