プロフェッショナルがんナーシング
Volume 6, Issue 5, 2016
Volumes & issues:
-
目次
-
-
-
連載
-
-
【プラクティス&スキルアップ:わたしのフィロソフィ&スキル:キュア編(5) あきらめないで!難治性胸・腹水うまくコントロールするためのストラテジー】 ①抜くか抜かないか、それが問題だ
6巻5号(2016);View Description Hide Description呼吸困難のなかには、低酸素だけでなく、胸・腹水のような治療可能な呼吸困難感も含まれる。また腹部膨満感が強く、体動困難、食思不振が強くなり衰弱していくなかにも胸・腹水は含まれる。「抜くと弱る」から抜かないほうがよいとされてきた時代があり、近年少しずつ胸・腹水ろ過濃縮再静注法(以下CART とする)が改善され普及してきたことで、胸・腹水で苦しむ患者・家族を苦痛から解放できるようになった。今回は胸水、腹水のアセスメントから、治療適応、特にCART・シャントについての適応と手技、治療選択における必要な患者情報についてを2 回にわたってまとめてみたい。1 回目の今回は、胸水・腹水の症状とアセスメント、治療適応について看護の立場から、そして2 回目では特にCART・シャントの施行前・施行中・施行後の看護について説明していく。
-
-
メイン特集 【本当は誰でもできる、専門家への橋わたしがうまくいく! 退院支援“超”実践スタートガイド】
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
5.すぐ使える!がん患者における退院支援のダンドリリスト
6巻5号(2016);View Description Hide Description退院支援を考えるうえで、実際、何を考え、何をどのように段取りすればよいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。ここでは、2、3 章で触れた第3 段階の「地域・社会資源との連携・調整」において、病棟看護師が最低限考えておきたいことを、在宅・施設に分けてリスト化してみました。このリストを参考にして、退院支援に取り組んでいただきたいと思います。退院支援部門がある医療機関では、退院支援部門にお願いできる部分もあると思いますが、病院内でいちばん患者に接する看護師が一緒に考えることが重要です。 -
-
6.退院支援看護師が誌上コンサル この事例、こうすればうまくいく!
6巻5号(2016);View Description Hide Description筆者は、院内のがんサポートチーム(いわゆる緩和ケアチーム:palliative care team;以下PCT)での活動を通して、がん患者の療養・退院支援も実践しています。今回は、PCT介入依頼のあった患者の退院支援を取り上げ、誌上コンサルテーションとして紹介します。
-
-
others
-
-
-
連載
-
-
【ティーブレイク:こてさんね!佐久のつれづれ緩和ケアだより(5)】
6巻5号(2016);View Description Hide Description自然豊かな長野県佐久市で、患者さんの「こてさんね」(佐久地方の方言で「心地よい」という意味)のために地域を飛び回る、緩和医の日常診療ダイアリー -
【プラクティス&スキルアップ:“その人らしさ”に寄り添う がん患者のアピアランスケアサポートシート(5)】 皮膚の変化:眉毛・まつ毛の脱毛
6巻5号(2016);View Description Hide Description -
【プラクティス&スキルアップ:これだけ!がん領域のDI最前線(5)】 兄弟?双子?血管新生阻害薬の微妙で大きな違い Drug Information at the forefront of medicaloncology and palliative care: (5) Ramucirumab
6巻5号(2016);View Description Hide Description -
【ティーブレイク:こころもからだも“湯ったり”ピンクリボンのお宿(5)/セラピー犬だより~life is betterwith a dog~(5)】
6巻5号(2016);View Description Hide Description
-
-
others
-
-
公益財団法人日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団設立15周年記念講演会
6巻5号(2016);View Description Hide Description2016年7月2日(土)に、大阪新阪急ホテルにて公益財団法人日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団設立15 周年記念講演会が開かれた。当財団は、2000 年12月の設立から15年の長きにわたり、ホスピス・緩和ケアに関する調査・研究、人材育成、広報や国際交流などを幅広く推し進め、日本のホスピス・緩和ケア発展の主軸を担ってきた。理事長である柏木哲夫氏(大阪大学名誉教授、淀川キリスト教病院理事長)は、緩和ケアの広がりと深まりの両面を重視することで、質の高い緩和ケアの浸透につながったと話した。志真泰夫氏(筑波メディカルセンター病院)による記念講演「ホスピス緩和ケアになにができるか~しっかり生きて、ありのままに逝くために」では、日本の緩和ケアの歩みを振り返りながら、緩和ケアのこれからについてさまざまな提言がなされた。また、志真氏自身が両親を看取った経験を振り返りつつ、「知識は体験を越えられないが、知識は経験というふるいに掛けられて知恵となり、やがて智慧となって身につく」と締めくくった。 -
第24回日本乳癌学会学術総会
6巻5号(2016);View Description Hide Description乳がん患者は手術とそれに続く放射線治療等で長期にわたる皮膚ストレスを受ける。そのストレスを和らげることを目的とした下着開発における医療者と企業のコラボレーションについて、小口正彦氏(がん研究会有明病院 放射線治療部)、後藤志保氏(同 看護部 がん看護専門看護師)より紹介された。第24回日本乳癌学会学術総会 ランチョンセミナー18(共催:東レ株式会社/東レ・メディカル株式会社)。座長は、山内智香子氏(滋賀県立成人病センター 放射線治療科)。 -
-
-
連載
-
-
【プラクティス&スキルアップ:わたしのフィロソフィ&スキル:ケア編(5)】 CIPNとうまく付き合うためにはどうすればいい? ①まずはとことんアセスメント!どこをどうみる?
6巻5号(2016);View Description Hide Description末梢神経障害(CIPN;chemotherapy induced peripheralneuropathy、以下CIPN)は、化学療法を受けている多くの患者にみられる副作用です。手足のしびれにより生活に支障が出ることでQOLの低下にもつながることもあり、患者にとっては悩ましい症状として挙げられます。薬剤によるマネジメント効果が十分期待できない分、患者自身が身体のコントロール感をつけるなど、症状と上手に付き合いながらQOLを維持し、その人らしい生活ができるように支援することが重要となります。 -
-
-
メディカの専門誌スペシャル合同企画
-
-
-
others
-
-