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感染対策に関わる全ての医療従事者を対象とした感染対策の総合専門誌です。「最先端の知見・展望・切り口」と「確かな現場感覚」をバランスよく組み合わせた誌面を提供しています。
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Practical特集 【ウィズコロナで変わったこと、変わらないこと薬剤耐性菌対策の基本知識と日常のケア 10】
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【基礎編】 <1>コロナ禍を経た薬剤耐性菌対策
33, 2(2024);View Description Hide Description薬剤耐性(antimicrobial resistance, AMR)対策の基本は、薬剤耐性菌を作らないことと、薬剤耐性菌を広げないことである。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行下でも薬剤耐性菌は静かに広がっている。諸外国での広がりと比較すると日本ではバンコマイシン耐性腸球菌(vancomycin-resistant Enterococci,VRE)もカルバペネム耐性腸内細菌目細菌(carbapenem-resistant Enterobacteriaceae, CRE)もかなり少ない薬剤耐性菌ではあるが、その臨床的・公衆衛生的な重要性から、院内や地域での広がりを意識した対策が必要である。 -
【基礎編】 <2>環境整備での注意点
33, 2(2024);View Description Hide Description環境整備と病院清掃(間接的伝播の防止)は、手指衛生(直接的伝播の防止)や抗菌薬の適正使用と並んで、感染対策の三本柱の一つである。特に、薬剤耐性菌(以下、耐性菌)が、患者周囲の環境を介して感染拡大しないように、環境整備と病院清掃を適切に実施することが大切である。 -
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