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JPY
Abstract
・ 食生活や自家用車の普及などの生活習慣の変化によって,今や肥満症は世界の流行病として位置づけられている.現状では,全世界の10 億人は過体重,3 億人は肥満といわれている.・ わが国においては,中年男性と高齢者の肥満の増加が懸念されている.肥満は糖尿病や高血圧,脂質異常症などの生活習慣病を引き起こすため,超高齢化社会を迎えるわが国において,肥満率の改善は公衆衛生上の大きな課題である.・ 日本人の肥満・肥満症は欧米と比べ特徴が異なり,肥満の評価はBMI だけではなく,内臓脂肪などのほかの代謝マーカーなどを総合的に評価する必要がある.・ 国をあげた対策として,2008 年から特定健康診査・特定保健指導が開始された.国民を肥満による健康障害から守り,健康長寿を目指す取り組みが行われている.
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/content/article/0022-1961/117010/11