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JPY
Abstract
ストレスやうつ病は睡眠障害(不眠)を引き起こす.睡眠障害は,肥満,糖尿病,高血圧,脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病のリスクを上昇させ,同時に,睡眠時無呼吸症候群のリスクを上昇させる.生活習慣病は逆に睡眠障害を増悪させ,睡眠障害の悪化は生活習慣病をさらに悪化させるという一連の悪性のサイクルを形成する.悪化した睡眠障害はうつ病の危険因子となり,うつ病は睡眠障害を悪化させる.このように,ストレス・うつ病,睡眠障害,生活習慣病は密接に関連し相互に作用している.したがって,規則正しい睡眠や食生活などの生活習慣の改善は,結果として生活習慣病の予防につながるとともに,うつ病のリスクを低下させる.
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