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JPY
Abstract
認知症のなかでもっとも多数を占めるアルツハイマー病(AD)の薬物療法は早期診断と早期治療が重要であり,バイオマーカーを導入した診断基準の改正案が提起されている.わが国では中核症状に対して,アセチルコリンエステラーゼ(AChE)阻害薬であるドネペジルのみが対症治療薬として,軽度から高度までの全ステージにおいて使用されている.現在,AChE 阻害薬のガランタミンとリバスチグミン,NMDA 受容体阻害薬であるメマンチンが承認申請されており,今後治療選択肢が増えることは福音である.認知症の行動・心理症状(BPSD)に対しては非薬物的介入が第一選択であるが,薬物療法が必要な場合も少なくない.ドネペジルのほか,漢方薬,抗うつ薬,抗不安薬・睡眠薬,気分安定薬とともに,FDA から死亡リスクに対する警告はあるものの,定型・非定型抗精神病薬が慎重に使用されている.近い将来,AD の早期診断法が確立され,アミロイドカスケード仮説に基づく根治薬の開発が成功することを期待したい.
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