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JPY
Abstract
皮膚老化には内因性老化(自然老化)と環境因子から生じる外因性老化があり,環境因子としてもっとも大きな原因となるものは紫外線(光老化)であるが,タバコ喫煙や大気汚染も皮膚老化に関与することが明らかとなった.喫煙が皮膚に及ぼす影響としては,シワが深くなることや皮膚が浅黒くみえること,オレンジ皮のような皮膚になることである.これらの皮膚の変化は紫外線から起こる光老化と共通した点が多く,環境因子から生じる外因性老化と考えられるようになった.メカニズムとして活性酸素や,ダイオキシンのレセプターであるAryl hydrocarbon recepto(r AhR)の関与が著者らの解析から明らかとなり,疫学的な調査の結果から明らかに喫煙と皮膚老化の関係が見出された.喫煙が心血管障害や肺疾患,肺癌や種々の臓器の癌に関係するといわれることは有名であるが,さらには皮膚老化や皮膚疾患につながることも明らかとなってきた.
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