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JPY
Abstract
◎災害大国である日本において災害医療の重要性は増してきており,多くの医療者にはそのエッセンスだけでも理解しておいてほしい.地域医療と災害医療,一見似て非なるものだがその共通点は意外と多い.どちらの医療にも求められることは地域社会との接点が多くならざるをえないこと,需要と供給のアンバランスを是正することがある.そして重要なことは医療供給者側の視点だけではなく,医療を必要とする側の視点も持つことである.災害医療というと,外傷の治療などを想定しがちであるが,それは医療需要のごく一部であり,実際の現場では日常生活が破綻したなかで種々の医療保健活動のニーズが高まっている様子を見ることができる.被災者のニーズを感じ取り,そこに手当てできることが求められる.また近年では,災害医療に対してさまざまな医療者を対象としたロジスティクスを含む災害医療教育もはじまっている.
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