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JPY
Abstract
1 型糖尿病は,膵島特異的細胞性免疫を主因とした膵β細胞の破壊によって発症し,成因に対する治療法は確立されていない.欧米では30 年以上にわたり,膵β細胞の破壊阻止を目的として,免疫抑制剤や抗原ワクチンを用いた免疫修飾療法の臨床試験が行われており,2015 年以降に有効性を示唆する試験結果が報告されている.また,最新の知見では膵島抗原ペプチドで教育した制御性樹状細胞を自家移植するオランダの第Ⅰ相臨床試験も報告され,注目を集めている.本稿では,自己免疫(膵島特異的細胞性免疫)の制御を目的とした免疫修飾療法の現状について,欧米の情勢を中心に,筆者らの取り組みや発症予防の可能性も含めて概説する.
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