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オルメサルタン メドキソミル服用による自由行動下血圧の低下と心拍変動との関係
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JPY
Abstract
31 例の本態性高血圧症例において,降圧薬治療のうち,カンデサルタン 8 mg をオルメサルタン 20 mg に変更して,薬剤変更前後にホルター心電図・自由行動下血圧測定と脈波伝導速度測定を行い,その結果を比較検討した。薬剤変更後に,全日の血圧平均値は,収縮期 6.7±9.3 mmHg,拡張期 3.6±8.3 mmHg 低下した。脈波伝導速度も有意に減少した。ホルター心電図での心拍変動スペクトル解析では VLF,HF,LF/HF 各成分は薬剤変更前後で有意な変動を示さなかったが,個々の症例において血圧の低下と心拍変動各成分との相関をとると,LF/HF成分と血圧差は有意な正の相関を示した。オルメサルタンは,カンデサルタンと比較して強い降圧作用を有するが,反射性の交感神経刺激作用は示さないことが明らかとなった。
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