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高齢高血圧患者におけるアムロジピン単独投与と,アムロジピンとインダパミドの併用投与の比較
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JPY
Abstract
当院にて未治療ないし治療中断後数ヵ月経過の外来高血圧患者 23 例(男性 15 例,女性 8 例,年齢 61.8±2.2 歳,治療開始前血圧 168.1±5.0/97.9±2.5 mmHg)にアムロジピンを投与し 2 ないし 4 週間後の再診時に,その際の血圧をもとに 2 群に分けた。血圧降下の良好な 13 症例(142.2±4.3/84.1±1.6 mmHg)の第 1 群(年齢62.2±2.7 歳,BMI 24.1±1.2 kg/m2)にはそのままアムロジピン単独投与を続け(投与量 4.23±0.33 mg/日),血圧低下不十分な 10 症例(158.7±5.0/95.6±3.1 mmHg,第 1 群と p<0.04 の有意差あり)の第 2 群(年齢 61.4±3.9 歳,BMI 24.4±1.1 kg/m2,第 1 群と有意差なし)にはアムロジピン(4.75±0.41 mg/日,第 1 群と有意差なし)にインダパミド(0.75±0.08 mg/日)を追加した。ARB など他系統の降圧薬は投与しなかった。アムロジピン投与開始 12 ないし 14 週間後の時点での血圧をみたところ,第 1 群では131.8±3.7/82.5±2.3 mmHg であり,第 2 群では 136.2±4.9/82.8±1.3 mmHg と両群とも良好な血圧になった(2 群間に有意差なし)。JSH2004 の高齢者高血圧患者の治療計画に示されている第 2 ステップでのカルシウム拮抗薬と少量利尿薬の併用効果を確認することができた。
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