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高LDLコレステロール血症患者に対するピタバスタチン投与の有用性−プロテインアレイによる抗炎症作用の検討−
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JPY
Abstract
目的:スタチンは,強力な LDL コレステロール低下作用のみならず,その多面的作用の一つとして抗炎症作用を有することが報告されている。本研究では,ピタバスタチンの抗炎症作用を新規のプロテインアレイを用いて網羅的に解析した。 対象と方法:新規に診断された高 LDL コレステロール血症患者 7 例(男性 3 例,平均年齢49 歳)を対象とした。ピタバスタチン 1 mg を12 週間投与し,各血清脂質の変化を検討した。さらに無作為に抽出した 4 例において,79 種類のサイトカイン・ケモカインを同時に測定可能なプロテインアレイを用い,投与前後による血中濃度の変化を検討した。 結果:ピタバスタチン投与により,総コレステロール(p=0.0009),LDL コレステロール(p=0.002),中性脂肪(p=0.001)は有意に低下し,HDL コレステロール(p<0.05)は有意に増加した。プロテインアレイによる解析では,interferon−gamma−inducible protein(IP)−10(p<0.05)と transforming growth factor(TGF)−β(p<0.05)は有意に低下した。さらに,leukaemia inhibitory factor(LIF)(p=0.06),neurotrophic factor(NT)−4(p=0.06),osteoprotegerin(p=0.07),pulmonary− and activation−related chemokine(PARC)(p=0.05)は低下傾向を認めた。 結論:高 LDL コレステロール血症患者に対するピタバスタチン投与は,強力な脂質異常症改善効果のみならず,種々の炎症性サイトカイン・ケモカイン低下作用を示した。ピタバスタチンは,これらの多面的作用により,動脈硬化性疾患の発症や進展予防に役立つ可能性が示唆された。
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/content/article/0289-8020/29040/577