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過活動膀胱(OAB)に対するコハク酸ソリフェナシン(ベシケアR)の短期治療成績
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JPY
Abstract
目的:過活動膀胱患者に対しコハク酸ソリフェナシンを投与し,新規投与例と他の抗コリン薬からの切替投与例に分けて,その臨床効果を比較検討した。対象と方法:コハク酸ソリフェナシンで 4週間以上治療された 76 例(新規 32 例,切替 44例)の過活動膀胱患者を対象に,治療前後で過活動膀胱症状質問票(OABSS)と QOL スコアおよび残尿量を比較検討した。結果:OABSS は新規例で全項目が改善し,切替例でも切迫性尿失禁以外の全項目が改善した。男女別の検討では,女性は新規例と切替例の全項目が改善したが,男性は新規例と切替例の OABSS 合計点,新規例の切迫性尿失禁,切替例の尿意切迫感が改善したが,ほかの項目は改善傾向はあったが有意ではなかった。QOL スコアは新規例および切替例ともに改善した。残尿量に有意な変化はなかった。有害事象は新規例で 7 例(21.9%),切替例で 14 例(31.8%)に認められた。結論:コハク酸ソリフェナシンは,過活動膀胱患者の症状改善に有用と考えられた。
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