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高コレステロール血症を有する2型糖尿病患者のスタチン治療による血管内皮機能改善効果に関する検討
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JPY
Abstract
目的・方法:高コレステロール血症を有する糖尿病患者 30 名をランダムに 2 群に分け,fluvastatin(F 群)30 mg あるいは rosuvasatin(R群)2.5 mg にて 3 ヵ月間治療を行い,その前後で血管内皮機能(flow−mediated vasodilation:FMD)の測定を行った。結果:F 群では,FMD は 3.85±1.43(%)より 5.61±2.48(%)と有意に改善した。R 群でも,3.63±1.76(%)より 4.97±2.70(%)と有意に改善した。一方 LDL コレステロール(LDLC)は,F 群で 152±62.9 より 120±43.9 と,R群で 153±29.4 より 91.9±18.8 と有意に改善した。尿中の isoprostane は R 群では変化が認められなかったが,F 群では有意に減少し,その変化量は FMD の変化量と有意な相関が認められた。結語:スタチンの LDL−C 低下作用と FMD改善作用は必ずしも一致しないと考えられた。
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/content/article/0289-8020/30020/185