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治療抵抗性高血圧に対するアンジオテンシンII受容体拮抗薬とCa拮抗薬の併用の有用性−外来血圧,家庭血圧での降圧度評価−
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JPY
Abstract
目的:アンジオテンシン I I 受容体拮抗薬投与治療中の本態性高血圧症患者に対し,単剤増量治療と Ca 拮抗薬との併用治療を行い,降圧効果を比較検討した。方法:オルメサルタン単剤で降圧治療中の本態性高血圧患者にオルメサルタンを増量およびアゼルニジピンを併用投与した。対象患者には検討期間中,より正確な降圧効果を評価するために,早朝起床時家庭血圧を測定してもらい,定期外来受診時の診察時血圧と家庭血圧との差を検討した。さらに,対象患者における白衣高血圧や仮面高血圧の存在や影響についても検討した。結果:起床時家庭血圧での収縮期血圧は,オルメサルタン単剤増量投与時と比較し,アゼルニジピン併用療法時のほうが低い傾向を示していた。結論:オルメサルタン単剤投与治療患者において効果的な降圧効果を得るためには,単剤増量治療を選択するより,アゼルニジピン併用治療を選択することが有効であることが示唆された。また,降圧効果をより正確に評価する方法として家庭血圧を利用することは,白衣および仮面高血圧の影響を除外でき,より正確で科学的な降圧治療評価が可能となる。
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