No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
7. J型タインドリードが下大静脈弁遺残に捕捉されるも心房センシング電極として使用可能であった2:1房室ブロックの1例
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
労作時息切れを伴う 2:1 房室ブロックの 69歳,男性に,恒久的ペースメーカー植え込み術を施行した際,心房用の J 型タインドリードが下大静脈弁(Eustachian valve)遺残に捕捉された。リードは強く捕捉されており電極先端を外すことができなかったが,幸い同部で 0.8〜1.1mV の心房電位を記録することができたため,そのまま心房センシング電極として使用してVDD 設定で作動させることとした。タインドリードにはリードの位置移動を防止するフィンがついているため,遺残弁のネット状構造に捕捉されやすいと考えられ,注意が必要である。下大静脈弁遺残が疑われる症例では,スクリューインリードを使用する,またはタインドリードの先端を右房−下大静脈接合部まで進めないようにする,などの対策が挙げられる。
Full text loading...
/content/article/0289-8020/31050/668