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敗血症に対しエンドトキシン吸着療法を行った92症例の検討
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JPY
Abstract
脳神経外科・心臓血管外科疾患の急性期ならびに周術期には,重篤な原疾患や不安定な循環動態によって免疫不全の状態に陥りやすく,しばしば重症感染症や敗血症が発生する。この敗血症性ショック患者に対してエンドトキシン吸着療法を約9 年で92 例行った結果を検討し,PMXの治療効果を評価検討した。その結果,PMX施行後に平均動脈圧の上昇,カテコラミンの減量が認められ,PMXをより長時間使用することにより,PaO2/FIO2 比が改善する傾向が認められた。また, PMX 1 回目施行開始から24時間後のPaO2/FIO2 比が100mmHg以下の最重症例においては,2 回目のPMXを行うことで生存率の改善が認められた。これらのことからPMXは敗血症性ショックに対し強力な治療法の一つと考えられた。
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